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なぜ今、AI時代に“健康経営”が再注目されるのか?

公開日2025/07/27 更新日2025/07/25 ブックマーク数
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なぜ今、AI時代に“健康経営”が再注目されるのか?

健康経営」とは、従業員の健康管理を経営的な視点から戦略的に実践することを指します。
単なる福利厚生ではなく、従業員の健康が企業の生産性や業績、持続的成長に直結するという考え方に基づいています。

昨今、有給休暇の取得率は過去最高を記録しているにもかかわらず、「休んでも疲れが取れない」と感じる人が増え続けています。
特にAIやデジタルツールの普及により、思考の疲労やメンタル不調が目立つ今、企業には“新しい休息のあり方”が求められています。

本記事では、現代の働き方に即した健康経営の実践方法と、オンラインカウンセリングの活用術をわかりやすく解説します。

木村 章世様

執筆者

Smart相談室カウンセラー/保健師/EMISIA保健師事務所 代表
国家資格キャリアコンサルタント/第一種衛生管理者/両立支援コーディネーター
木村 章世 氏

産業保健師として、都内総合電機メーカー、大手自動車メーカーのグループ企業複数社にて従業員の健康支援に従事。
また、行政保健師として、ゆりかごから墓場まで幅広い年代への支援も経験している。
現在は、EMISIA保健師事務所を開設し、中小企業で働く人の健康管理、キャリア形成をサポートしている。
従業員がこころもからだも健やかで自分らしく活躍できることを目指している。

なぜ今「健康経営」が重要なのか?──増え続ける“見えない疲れ”の正体

有給取得や残業削減だけでは足りない

一般社団法人日本リカバリー協会の健康および生活状況に関する調査「ココロの体力測定」によると、2023年から2024年の疲労状況の推移をみると、「疲れている人(高頻度)」は2023年の38.6%から2024年39.8%と微増し、疲れている人(高頻度)は計測以来のピークを更新しています(*1)。
厚生労働省の調査によれば、2019年に義務化された「年5日の年次有給休暇の確実な取得」により、有給休暇の取得率は過去40年間で最高水準を記録しました(*2)。
年間の総実労働時間も減少傾向にあり、一見すると、「休みが取りやすくなった」とも言える状況ですが、現実には「休んでも疲れが取れない」と感じている人が多いのが実情です。

AIやデジタルツールが生む「思考疲れ」とは

AIの導入や生成AIの普及により、業務のスピードやアウトプットが「見える化」され、レポート作成やチャットの返信、ミーティングでの発言内容などが評価対象となるケースも増えています。
「とりあえずAIで調べて」「何か案を出して」といった依頼が日常化し、常にアウトプットを求められる中、思考を休める時間が奪われつつあります。
実際に、週52時間以上のスクリーンタイムをもつ若手社員は、脳疲労やメンタル不調のリスクが高まるという調査結果も出ており(*3)、便利さの裏で“見えない疲れ”が蓄積しています。

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