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資本コストとは? 第2回 WACC・CAPMの算出方法

公開日2025/07/29 更新日2025/07/28 ブックマーク数
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資本コストとは? 第2回 WACC・CAPMの算出方法
小形 剛央

税理士・公認会計士 小形 剛央

TKC全国会 中堅・大企業支援研究会会員

資本コストの代表的な算定方法であるWACC(負債-株式の加重平均資本コスト)とCAPM(資本資産評価モデル)とはどのようなものか、コーポレートガバナンス・コードで求められている企業経営における資本コストへの取り組み方法について紹介します。

当コラムのポイント

  • 資本コストは資金提供者である投資者を意識
  • 資本コストに絶対的な正解は無い
  • 大事なのは投資者との積極的な対話とアップデート

目次本記事の内容

  1. 1.WACCとは
  2. 2.CAPMとは

前回の記事 : 第1回 資本コストが重視される背景

1.WACCとは

(1) WACCの定義

 資本コストは、「自己資本(株式)コスト」と、「他人資本(負債)コスト」の2つに区分することができます。自己資本の提供者は「株主」であり、株主が株式に対して出資した金額に対して期待するリターンが「自己資本(株式)コスト」です。一方、他人資本の提供者は銀行借入及び社債の「債権者」であり、債権者が要求するリターンが「他人資本(負債)コスト」です。
 自己資本コストと他人資本コストをそれぞれの構成比に基づいて加重平均したものが「加重平均資本コスト(WACC:Weighted Average Cost of Capital)」です。加重平均資本コスト(WACC)は、企業側の視点から見れば、調達資金の総コストであり、株主及び債権者側の視点から見れば、事業全体の期待リターンを意味します。

(2) WACCの算出方法

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