詳細はこちら
サービスロゴ

もらえる!

Present!

ヨーロッパにおける越境EC事業|市場規模や参入の際の注意点について解説

公開日2025/08/20 更新日2025/08/19 ブックマーク数
1
ヨーロッパにおける越境EC事業|市場規模や参入の際の注意点について解説

目次本記事の内容

  1. 1.越境ECとは?
  2. 2.ヨーロッパにおける越境ECの市場規模
  3. 3.ヨーロッパで人気の越境ECプラットフォーム
  4.  1.Vinted(ヴィンテッド)
  5.  2.G2A(ジーツーエー)
  6.  3.Amazon(アマゾン)
  7.  4.eBay(イーベイ)
  8. 4.ヨーロッパ向けの越境ECを始めるメリット
  9. 5.ヨーロッパにおける越境ECの注意点
  10.  1.Brexit後の手続き負荷とコスト上昇
  11.  2.消費者保護と表記義務の厳格化
  12.  3.環境法規制の強化とパッケージ対応
  13. 4.決済手段と競争環境の厳しさ
  14. 6.越境EC事業に関するお悩みは専門家にご相談ください

1.越境ECとは?

越境EC(Cross-border E-Commerce)とは、国境を越えて商品やサービスをインターネット上で取引する仕組みを指します。たとえば、日本の企業や個人事業主がオンラインショップを通じて、フランスやドイツなどの海外顧客に商品を販売するケースがこれに該当します。越境ECは、従来の貿易と異なり、仲介業者や現地店舗を必要とせず、比較的少ない初期投資でグローバル市場に参入できる点が大きな特徴です。

インターネットとスマートフォンの普及、物流・決済インフラの整備、翻訳ツールの進化などにより、海外との取引のハードルは以前よりも大きく下がりました。その結果、個人事業主や中小企業でも手軽に海外販路を拡大できる手段として、越境ECの活用が急速に進んでいます。

とくに、日本国内では人口減少や購買力の低下が進むなか、海外市場への進出は成長戦略として重要な意味を持ちます。なかでもヨーロッパは、EU加盟国を中心に高い購買力とEC利用率を誇る地域であり、越境ECのターゲットとして非常に魅力的な市場です。欧州各国では、日本製品への信頼が根強く、特に「品質」「安心・安全」「独自性」に対する評価が高いため、日本発のブランドや商品にとって有利な条件がそろっています。

一方で、越境ECには言語・通貨・税制・法規制など、国ごとに異なる条件への対応が必要です。配送コストや関税の設定、返品対応、カスタマーサポートの体制など、国内ECにはない運用上の課題も多く存在します。したがって、単に商品を海外向けに出品するだけではなく、各国の文化的背景や法律に配慮したマーケティングや販売戦略が成功の鍵となります。

本記事では、越境ECの基本的な仕組みをふまえたうえで、ヨーロッパ市場における市場規模、注目プラットフォーム、参入時のメリット・注意点などを幅広く解説します。

2.ヨーロッパにおける越境ECの市場規模

この記事を読んだ方にオススメ!

◆WRITER

弁護士 小野 智博(おの ともひろ)
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士

慶應義塾大学環境情報学部卒業。企業のDXサービスについての深い理解に基づき、企業法務を提供している。国際業務を得意とし、日本語・英語の契約書をレビューする「契約審査サービス」や、「外国人雇用マネジメントサービス」「ビザ申請サービス」などを展開している。また、ECビジネス法務を強みとし、EC事業立上げ・利用規約・プライバシーポリシー・規制対応・販売促進・越境ECなどを一貫して支援する「EC・通販法務サービス」を運営している。著書「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門


ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報

マネジーポイントを貯めると各種ポイントと交換できたりカタログギフトとも交換可能です。また今なら初回特典として1,600ポイントをプレゼント!

マネジーの会員登録はこちら