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「職務分掌」の作成ステップから運用のポイントまで解説

公開日2025/11/04 更新日2025/10/31 ブックマーク数
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「職務分掌」の作成ステップから運用のポイントまで解説

従業員個人が担う役職や職務などの役割を明確にする「職務分掌」。似た言葉に『業務分掌』などもあり、それぞれにどのような違いがあるのか、どのようなステップで作成すると良いかなどを知りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、豊富な人事戦略・制度設計経験を持つ法人代表の山本 遼さんに、「職務分掌」の概要から運用のポイントに至るまでお話を伺いました。

<プロフィール>
山本 遼(やまもと りょう)/法人代表
建設業界上場企業で経営企画に携わる中で「企業の成長には人の確保・育成が欠かせない」と強く思い人事のキャリアへ。京都の大手製造業で人事制度設計・運用をするとともに、販売子会社の人事責任者(HRBP)、上場企業の総務人事部長、組織人事コンサルティングファームなどを経て法人を立ち上げ。中堅〜超大手企業を中心に人事戦略・制度設計や研修サービスを提供し、企業の成功と成長を支援している。

目次本記事の内容

  1. 「職務分掌」とは
  2. 「職務分掌」により得られる効果
  3. 「職務分掌」作成の流れ
  4. 「職務分掌」を適切に運用するためのポイント
  5. 編集後記

「職務分掌」とは

──「職務分掌」の概要について、似た言葉である『業務分掌』や『セグリゲーション』などとの違いも含めて教えてください。

「職務分掌」とは、組織内の役職者や担当者が出すべき成果や従事する業務、果たすべき責任の水準や範囲を明確にし、それらを遂行するために必要な権限を整理し文章などに明文化することです。『職務』は各人が担当する仕事を、『分掌』は仕事を分担することを指します。

「職務分掌」が役職者や担当者などの『個人』を対象にしたものであるのに対し、『業務分掌』は部門・部署など名称を問わず『組織』を対象にしたものです。ただし、マネジメント層は各組織の成果責任を担うことが多いので、役職者の「職務分掌」は担当部署の『業務分掌』と似通った物になりやすい特徴があります。

また、その中にはメンバーの誰にも割り振れないような仕事も含みます。例えば、組織方針・目標の策定(戦略・戦術など)、組織の経営資源獲得(予算取りや人材採用・育成や動機づけ)、上位組織・横組織との連携(課長が上位組織の部会議に参加する・連携する必要のある組織との調整)、自組織のマネジメント(納期・品質管理や労務管理、不正を防止するための監督業務)などが挙げられます。

一方、『セグリゲーション』は企業内での不正防止を目的として、業務においてチェックが入るような仕組みを作ることを指し、主に『権限』にフォーカスしている点に違いがあります。…


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