詳細はこちら

見える化で15%コスト削減した方法|「削る」のではなく「整える」思考法

公開日2026/01/22 更新日2026/01/21 ブックマーク数
2
見える化で15%コスト削減した方法|「削る」のではなく「整える」思考法

「コスト削減」という言葉を聞くと、現場には閉塞感が広がってしまうことは少なくありません。
現場の我慢や努力に頼る取り組みを想像してしまうからでしょう。

しかし、本来のコスト削減は、そうした精神論ではありません。
現場の負担を減らしながら、利益体質と転換するための構造的な経営改善手法です。

第1回からお伝えしている通り、経営において重要なのは「構造を見える化」することです。
経費を一律に削るのではなく、「利益を生む経費」と「無駄な経費」を解像度を高く切り分けていけば、取り組むべきポイントは自然と浮かび上がってきます。

今回は、実際に「赤字からの脱却」や「利益率改善」に成功した2つの事例をもとに、「見える化」によるコスト削減のプロセスと、その思考法について解説します。

鍵政 達也 様
執筆者

執筆者

ExePro Partner 代表 経営コンサルタント
鍵政 達也

ExePro Partner 代表 経営コンサルタント
鍵政 達也

ExePro Partner代表 経営コンサルタント。経済産業省認定 認定経営革新等支援機関。
コンサルティング会社での経験と経営者としての事業再生の実務経験を活かし、経営における「数字の見える化」「やるべきことの言語化」をメインテーマに現場に即した経営支援を実施。これまで100社超の支援に携わる。

コスト削減が現場を壊す?

「今期は厳しいから、全社で経費の10%カットを目標とする」

経営者がこのような号令をかけるケースがありますが、実はあまり望ましい方法とは言えません。

コストには「削ってはいけないコスト(未来への投資や顧客満足に必要な費用)」と「削るべきコスト(無駄)」が混在しているからです。
これらを区別せず、一律で削減してしまうと、本来必要な販促費や仕入れ、教育投資まで削られ、結果として売上の低下や従業員のモチベーション低下、さらには離職増加を招くおそれがあります。

現場から見れば、「業務量は変わらないのに、必要な予算やリソースだけが削られる」と感じやすく、経営層への不信感につながりかねません。
これこそが、「コスト削減が現場を疲弊させる」典型的なパターンです。

本来あるべきコスト削減は、現場に我慢を強いるものではありません。
事業構造に潜む無駄を取り除き、競争力を高めるための構造改革として取り組むべきものです。

lockこの記事は会員限定記事です(残り3752文字)

会員の方はログインして続きをお読みいただけます。新規登録するとManegy内で使える1,600ポイントをプレゼント!またログインして記事を読んだり、アンケートに応えたりするとポイントが貯まって、豪華景品と交換できます!

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日19時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報

マネジーポイントを貯めると各種ポイントと交換できたりカタログギフトとも交換可能です。また今なら初回特典として1,600ポイントをプレゼント!

マネジーの会員登録はこちら