PPAP廃止後のロードマップ|取引先と揉めない安全な移行手順

公開日2026/02/05 更新日2026/02/04 ブックマーク数
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PPAP廃止後のロードマップ|取引先と揉めない安全な移行手順

「来月からパスワード付きZIPファイルの送受信を禁止します」
経営層からのトップダウンで突然の「脱PPAP」指示。しかし、現場からは「取引先が対応できない」「手間が増える」と反発を受け、板挟みになっている情シス・DX担当者は少なくありません。PPAPは、暗号化ZIPの中身をメールゲートウェイ側で十分に検査できない点などから、セキュリティ上・運用上の課題が指摘されてきました。だからこそ重要なのは、禁止通達だけで終わらせず「取引先に負担をかけずに移行できる手順」と「運用の標準形」を先に用意することです。本記事では、既存のPPAP解説は最小限に留め、現場が止まらない移行ロードマップと、相手に配慮した共有設計の要点を整理します。

目次本記事の内容

  1. なぜ「PPAPは廃止」なのか?政府方針とEmotetの脅威
  2. 脱PPAPが進まない「3つの壁」と移行ロードマップ
  3. 取引先に負担をかけない「共有」設計と標準設定
  4. PPAP廃止は「信頼」への投資

なぜ「PPAPは廃止」なのか?政府方針とEmotetの脅威

2020年の政府方針転換で「慣習」が見直された

PPAP(パスワード付きZIPファイルを送り、別メールでパスワードを送る手法)の潮目が変わったのは、2020年11月です。当時の平井卓也デジタル改革担当大臣が、中央省庁におけるPPAPの廃止を表明し、内閣府・内閣官房での即時廃止を決定しました。これに続き、プライバシーマークを運営するJIPDECなどの関連団体も「PPAPは推奨しない」という見解を示したことで、民間企業においても「PPAP=セキュリティ対策」という認識から「PPAP=リスク」という認識への転換が急速に進みました。

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