PPAPはなぜ危険?「マナー」が「迷惑行為」に変わった理由

公開日2026/02/06 更新日2026/02/05 ブックマーク数
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PPAPはなぜ危険?「マナー」が「迷惑行為」に変わった理由

「パスワード付きZIPファイルは、セキュリティ対策としてマナーである」
長年そう信じて実践してきた営業部長や管理職の方にとって、昨今の「PPAP廃止」の流れは寝耳に水かもしれません。しかし、取引先から「ZIPファイルは受け取れません」と拒否される事例が増えているのも現実です。PPAPが問題視される背景には、暗号化ZIPがメール側の検査を難しくする点や、誤送信時に回収できない点など、技術・運用の両面があります。
そこで本記事では、一般的なPPAP解説は最小限に留め、営業・管理部門が日々扱う見積書や契約書などの“原本”を守りながら、誤送信などの事故リスクを抑えてファイルをやり取りするための考え方と、具体的な移行イメージを整理します。

目次本記事の内容

  1. PPAPが危険視される技術的な理由
  2. パスワード別送は“誤送信”の構造問題を解決しにくい
  3. 「渡す」から「管理して共有する」への転換
  4. 脱PPAPは「加害者」にならないための義務

PPAPが危険視される技術的な理由

暗号化ZIPは「中身の検査」を難しくする

PPAPが危険視される最大の理由は、企業のメールサーバーに設置された「ウイルスチェック」をすり抜けてしまう点にあります。通常、メールに添付されたファイルは、サーバー上でウイルススキャンが行われます。しかし、パスワード付きZIPファイルは中身が暗号化されているため、セキュリティシステムは中身を検査できません。「中身が見えないから、とりあえず通す」という仕様を逆手に取り、ZIPファイルの中にマルウェア(Emotetなど)を潜ませて侵入させる攻撃が激増しました。「暗号化=安全」というのは、あくまで盗聴対策の話であり、ウイルス対策の観点では「検査拒否」をしているのと同じことなのです。

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