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秋の紅葉おすすめスポット

公開日2019/10/26 更新日2019/10/27
秋の紅葉おすすめスポット

秋の楽しみといえば、燃えるように赤や黄色に染まる紅葉です。北海道や東北地方では9月中旬〜10月上旬頃から木々が色づき始め、10月下旬〜11月上旬頃になると、関東や関西地方でも紅葉が楽しめるようになります。おすすめの紅葉スポットを集めてみましたので、お出かけの参考にしてみてはいかがですか。

各サイトの紅葉人気スポットランキング

この時期になると、旅行サイトなどで、人気の紅葉スポットを取り上げていますが、まずは、各サイトの紅葉人気スポットランキングを見ていきましょう。

●ウォーカープラスの「全国の人気紅葉名所ランキング(2019年10月8日更新)

 1位 那須高原(那須岳周辺)の紅葉(栃木)

 2位 苗場ドラゴンドラの紅葉(新潟)

 3位 安達太良山の紅葉(福島)

 4位 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの紅葉(長野)

 5位 栂池自然園(長野)

●ジョルダン「紅葉名所人気ランキング

 1位 神宮外苑いちょう並木(東京)

 2位 高台寺(京都)

 3位 伊香保温泉 湯元「河鹿橋」(群馬)

 4位 香嵐渓(愛知)

 5位 六義園(東京)

●日本気象協会の「全国の紅葉見ごろスポット人気ランキング

 1位 嵐山(京都)

 2位 香嵐渓(愛知)

 3位 高尾山(東京)

 4位 清水寺(京都)

 5位 永観堂(京都)

いずれ劣らぬ紅葉の名所ですが、それぞれ1位となった3名所について、少し詳しく見ていきましょう。

1位になった紅葉3名所をちょっと詳しく

ウォーカープラスで1位となった那須高原は、那須岳を中心とする那須連山の裾野に広がる高原です。9月下旬頃から茶臼岳や旭岳のモミジ、ナナカマド、ドウダンツツジなどが色づき始め、10月中旬には麓の方まで色鮮やかな紅葉で染まります。

なかでも、那須連山の主峰・茶臼岳に架かるロープウェイからの眺めは、まさに絶景の一言。一面が、燃えるような赤に染まります。

那須町観光協会公式サイト

ジョルダンの1位は、映画やドラマにも度々登場する神宮外苑いちょう並木です。青山通りから明治神宮外苑まで続く並木道には、146本のイチョウが植えられていますが、紅葉の時期には、まさに黄金色のトンネルのようになります。

青山口から円周道路まで300mの並木は146本、9m間隔で植えられ、途中西折して秩父宮ラグビー場に至る2条も含まれています。

見ごろは、11月中旬から12月上旬。イチョウ並木が色づくこの時期には、“いちょう祭り”も開催され、模擬店や全国各地の特産品や名産品も集結し、毎年、多くの人で賑わいをみせます。

明治神宮外苑公式サイト

日本気象協会の全国の紅葉見ごろスポット人気ランキングの1位は京都の嵐山です。嵐山の紅葉風景といえば、赤や黄色に色づいた嵐山を背景にした渡月橋の曲線の美しさ。文句なしの名所といえるでしょう。

色づき始めるのは例年なら11月中旬で、11月第2日曜には嵐山もみじ祭も開催されます。周辺にも紅葉の名所が数多く点在しているので、古都ならではの街並みや神社仏閣など、京都の風情を楽しみながらの紅葉鑑賞も乙なものです。

嵐山保勝会公式サイト

赤や黄色に色づくのはなぜ?

ところで、なぜ、秋になると、緑だった葉が赤や黄色に色づくのでしょうか。それは、秋になると気温が下がり、日照時間が短くなるからです。日照時間が短くなることにより、葉への栄養供給が止まります。葉緑体に含まれる光合成色素・クロロフィルが分解され、別の色素と作用して色づいていくことになります。

ちなみに、赤く染まるのはアントシアニン、黄色く染まるのはカロチノイドの色素が生成されることで色づいていくそうです。

赤や黄が、美しく色づくためには、日中の天気に恵まれ、昼夜の寒暖差があること、そして適度な水分が必要です。台風などの影響は、紅葉の美しさを阻む要因となりますが、今年も台風が多く発生しそうですね。

まとめ

北海道や東北地方からは、既に紅葉の便りが届いています。ウエザーニュースの紅葉見頃情報によると、9月、10月は全国的に気温が高めとなるため、紅葉の見頃はやや遅くなるという予測をしています。

天候と、カレンダーを眺めながら、紅葉見物に最適な日を選び、プライベートはもちろん、職場でも、この自然がもたらす恵みを満喫されてはいかがでしょうか。

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