公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

経理を任せられる人材を採用しようと思ったとき、広範な業務について専門的な知識を持った人材を雇い入れれば、会社の経理機能はとても充実したものとなります。そういった人材の筆頭候補となるのが、税理士や会計士などハイレベルな資格取得者です。しかし、両者の間には違いがありますので、税理士を雇った方がいい場合と、会計士を雇うべき場合があります。以下では、諸々の条件別に税理士と会計士のどちらを雇ったほうがいいのかご紹介していきます。
上場企業の経理に必要な機能を考えたとき、親和性の高さから会計士のほうが適任といえます。管理会計全般を担当出来るのも強みですが、もっとも大きな理由となるのが、監査への対応ができるためです。上場企業は株主をはじめとする利害関係者に経営情報の開示を行わなくてはならず、それに伴い監査役、公認会計士、内部監査人による三様監査が必要となります。監査証明業務は会計士の独占業務なので、監査に熟知した会計士が社内にいれば、決算や中期計画に関連した監査の対象となる書類作成がよりスムーズになります。企業内会計士と呼ばれる存在も徐々に増えてきており、すでに多くの大企業に会計士が在籍しています。
中小企業の場合には税理士のほうが業務との親和性が高いといえます。税理士の顧客となり得る9割以上が中小企業であり、中小企業における経理実務に通じているのでスムーズに対応できるためです。税務に従った経理、税務調査への対応、金融機関に提示する決算書をはじめとする経営資料の作成のほうが、中小企業では会計原則よりも重視されます。加えて、多くの税理士がコンサルタント業務も展開しているよう、中小企業であれば経営面からもサポートできるため、より一層の活躍を見込めます。
反面、税理士と上場企業の経理業務の親和性はあまりありません。上場企業での経理はとにかく正確さが要求されますが、税理士の場合には正確さ以上にスピードを重視しがちです。コミュニケーション能力についても上場企業では社内向けのものが要される一方、税理士は社外向けの能力が必要となるなど、スキルの方向性が一致していない場合が少なくないためです。
記事提供元
管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
通勤車両/社用車の駐車場利用・管理におけるガバナンス見直しチェックガイド
健康経営の第一歩! 健診受診率100%を達成するコツ一覧
郵便物の電子化による部署別 業務効率化事例
オフィスステーション導入事例集
上場企業・IPO準備企業必見!! 内部統制・監査の妨げになるアナログな入金消込とは
「eNPS」と従業員満足度調査は何が違う?その概要から活用方法までを解説
人事の外注で組織を戦略的に変革|ルーティン業務から脱却する方法
リストラハラスメント(リスハラ)とは?背景・事例・人事が知るべき防止策
残業管理とは?管理が必要な理由や阻まれる要因について解説!残業管理の方法も紹介
社内相談窓口の設置は必要?導入すべき理由と効果的な運用方法を解説
管理部門職種別 面接質問集【MS-Japan】
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
家賃補助と社宅・社員寮、自社に最適な住宅補助制度の選び方
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
その指示、実はリモハラ!? 部下が黙る“沈黙の職場”が危険な理由
長時間労働の監督指導結果|50人以下の事業場が67.1%、違法な時間外労働は37.3%
【12月の季節(時候)の挨拶】一年の締めくくりに使える丁寧な表現・例文まとめ
採用広報とは?必要スキルと転職で評価される実績・キャリアパスを徹底解説【事例あり】(前編)
“平均4年7ヵ月”の介護実態に向き合う―ジャパネットHDが制度拡充で「介護休業2年」に延長
公開日 /-create_datetime-/