公開日 /-create_datetime-/
AI技術の進歩によって、本来「人間でなければ処理は難しいだろう」と考えられていたジャンルにも、AIが進出する傾向にあります。 その代表的な分野が採用で、選考段階でAIを活用することに加え、面接にまでAIを用いる動きも目立ってきました。
対人間ではない面接は、果たして採用の現場でどのような効果を発揮し、人事にどれだけのメリットをもたらしてくれるのでしょうか。 この記事では、広がりを見せるAI面接と、導入するメリットや活用方法についてご紹介します。
AI面接とは、新しく生まれた採用手法の一つで、面接官としてAIがやり取りを行います。 人間がその横や画面越しに相手の話を聞くことはなく、あくまでもAIとのコミュニケーションで面接が完結します。 スマホアプリの例で言うと、専用アプリをダウンロード後、自動で出てくる質問に答えるだけという手軽さです。
ただし、質問内容は本格的で、決して片手間に答えられるようなものではありません。 質問に対する回答が浅いとAIは掘り下げた質問をするため、面接官の顔から感情を読み取ったり、ヒントを受け取ったりすることなく、ただただ自分と向き合いながら考えをまとめて回答することが求められます。
時間にして1時間程度を必要とし、時には人間同士の面接以上の時間がかかることも。 面接が終了すると、AIがその回答を一定の指標で評価し、サービスによっては回答内容が文字起こしされるなどの機能も付属しています。
ゲーム感覚で適性・認知機能などを把握できるツールや、求職者自身で質問事項に回答した内容を録画して企業に送るタイプのサービスもあります。 どのような人材を欲しているのかによって、ツールの選び方も変わってくるでしょう。
また、AIとの面接がゴールとなるわけではなく、そのデータをもとに二次面接を行うのは人間です。 よって、全てがAIで完結するようなイメージではありません。
このように、AI面接とはいえ最終的な決断は人間の力によって行われるため、比較的気軽にAI面接を取り入れている会社も増えてきています。 AIを取り入れるのは先進的な企業ばかりとは限らず、中小企業や地方自治体など、業種・業界を問わず活用されています。
実際に導入した企業・団体からは、面接のクオリティは落とさず手間を減らしたかったため、AIがよい働きをしてくれたという声が聞かれます。 AIの評価と人間の評価にほぼ大差がなかったという意見も多く、今後シェアを伸ばしていくことは間違いないでしょう。
記事提供元
管理部門の転職ならMS-Japan
転職するなら管理部門・士業特化型エージェントNo.1のMS-Japan。経理・財務、人事・総務、法務、会計事務所・監査法人、税理士、公認会計士、弁護士の大手・IPO準備企業の優良な転職・求人情報を多数掲載。転職のノウハウやMS-Japan限定の非公開求人も。東京・横浜・名古屋・大阪で転職相談会を実施中。
2,000人の経営幹部に聞く!電子署名導入のメリットと懸念点を徹底解剖
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
業務委託契約書の書き方のポイントは?知っておくべき基礎知識
どう選ぶ?契約ライフサイクル管理(CLM)ソリューションの選定に役立つ評価チェックリスト
ラフールサーベイ導入事例集
パープル企業とは?メリットやデメリット、具体的な取り組み事例やポイントを紹介
【5ステップで実現】決算早期化ロードマップ|経理のDXで業務を変える方法を徹底解説
管理会計とは?財務会計との違いから導入ステップまで、基本をわかりやすく解説
8月の「円安」倒産3件、2カ月連続で前年同月を下回る 負債総額は2カ月ぶりに30億円を超える
データ活用で乗り越える2025年の崖
業務委託契約(Service Agreement)の英文契約書を作成する際の注意点を弁護士が解説
管理部門兼任の社長が行うべき本業にフォーカスする環境の構築
健康経営ソリューションとして 社宅・社員寮が果たす役割
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
【郵便料金値上げ対策にも!】失敗しない!請求書電子化の3つのポイント
チェンジマネジメントとは?失敗しないためのフレームワークと実践ロードマップ
【経理必見】法人カードの仕訳・経理処理・証憑管理ガイド
中小企業のためのコンプライアンス研修の始め方 研修資料の項目例と作成のポイント
インボイス制度が業務DXの妨げに 運用見直しを4社が提言、制度と実務の隔たり解消を目指す
オワハラとは~オワハラが増加している背景と企業ができること~
公開日 /-create_datetime-/