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日商簿記検定1級は、簿記資格における最高峰の資格です。合格率も低く、取得すれば転職・就職活動時に企業側から高く評価されるのは間違いありません。しかし、簿記1級取得までの困難さを考えると、「そこまでして簿記1級を取得する意味はあるのか」という疑問が湧いてくるのも事実といえます。実際、資格を取得しても年収が急激にアップするわけでもなければ、士業の国家資格のように独立開業に直結するというわけでもないのです。
そこで今回は、簿記1級を取得することにどのような意味があるのか、という点について詳しく解説します。
日商簿記検定1級の合格率は低いです。日本商工会議所によれば、2019年11月17日に行われた第153回日商簿記検定試験の1級の合格率は9.8%で、1割に届いていません。この傾向はずっと続いており、各回の合格率は152回試験が8.5%、151回試験が9.0%、150回試験が13.4%、149回試験が5.9%、148回試験が8.8%となっています。
簿記1級は非常に難易度の高い試験ですが、受験資格は無いため、誰でも挑戦することができます。
簿記1級を取得していると、転職・就職活動で一定の評価を受けるのは間違いないでしょう。しかし実際のところ、簿記は実務経験をどれだけ持っているかも重要であるため、資格さえ持っていればそれでよいというわけではありません。例えば30代で経理職未経験の人の場合、就職に向けて簿記1級の取得を目指すよりも、PCスキルや面接スキルを磨いた方が有効といえます。
また、簿記1級を持っていると、逆に中小企業や零細企業にとってはオーバースペックに思われ、敬遠されることも考えられます。それよりも、経理職の実務経験を持ち、一通りのPCスキルを持っているならば、2級でも十分に重宝されることは多いです。
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