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大手税理士法人は激務？ メリットとデメリット

公開日2020/09/20 更新日2020/09/21

繁忙期は激務といえる程忙しい大手税理士法人は、高い年収が見込め、高度な専門性が身に付きます。この記事では、大手税理士法人の繁忙期の仕事量や働くメリットとデメリットを解説します。

大手税理士法人の仕事内容

最初に、大手税理士法人の仕事内容を見てみましょう。
大手税理士法人のクライアントは、主に大手の企業とそのグループ会社、外資系企業、および銀行・証券会社・資産運用会社などの金融機関です。
それらの企業に対し、大手税理士法人は次のようなサービスを提供します。

①税務コンプライアンス

中小の会計事務所における「税務顧問サービス」と基本的に同じで、税務申告書の作成や税務相談・税務代理などの業務を行います。

②税務コンサルティング

M&A・組織再編、事業承継、企業再生などの業務を行います。
税務コンプライアンスと業務内容が重なるところもありますが、多くの大手税理士法人では、税務コンプライアンスとは別に税務コンサルティングを独立した部門として設けています。

③国際税務

アウトバウンド／インバウンドの国際税務、タックスヘブン税制、関税や間接税、移転価格などの業務を行います。
ただし、国際税務は、必ずしも独立した部門として設けられず、税務コンプライアンスや税務コンサルティングの部門の中で行われることもあります。
これらの業務は、大手税理士法人で経験できる代表的な業務だといえるでしょう。

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