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近年、社員のコンプライアンス違反により、企業が大きなダメージを受けるケースが増えた結果、企業内教育におけるコンプライアンス研修の優先度が大幅に上がっています。
しかし、その一方で研修担当者は、今までと同じリソース内で、コンプライアンス研修を全社員向けに実施し、しかも短期間で完了させることを要求されています。
この連載記事では、全4回にわたって、コンプライアンス研修を実施する際に、担当者が直面する課題を明確にした上で、最新LMSを活用して効率的に実施する方法を解説します。
第1回:コンプライアンス研修ってそもそも何をやるの?
第2回:コンプライアンス研修をやる上で大変なこと
第3回:コンプライアンス研修に最新LMSを徹底的に活用する方法(1)
第4回:コンプライアンス研修に最新LMSを徹底的に活用する方法(2)
連載第3回の今回は、代表的なLMSの機能を説明した上で、最新LMSを活用して教材コンテンツを効率的に整備する方法について解説します。
LMS(Learning Management System)は、もともとeラーニングの教材コンテンツを配信するシステムに付属した機能として誕生しました。
したがって、初期のLMSは、eラーニング教材のみを対象として、受講者がどの講座を受講したか、確認テストの成績はどうだったかなどを記録し、後で検索や集計ができるというのが主な機能でした。
その後、人手不足の中でいかにして効率的、効果的に研修を実施するかが大きな課題となるにつれて、LMSは、効率的、効果的に研修を実施するための切り札となるべきITソリューションとして注目を集めるようになり、ここ数年の間に飛躍的な進歩を遂げています。
最新のLMSでは、CLTなどeラーニング以外の研修形態でのデータも統合管理できる他ほか、研修受講の申請/承認などの業務フローも処理できるようになっています。
また、以前はPCからの利用が主流でしたが、最新のLMSでは、受講者だけではなく、教材作成者や研修管理者に関する機能もスマートフォンから利用できるようになっており、利便性の面でも大きく進歩しています。
費用面でも、低価格で利用可能なクラウド・サービスが多数登場したことで、導入コストと運用コストの双方で、低額化が進んでいます。

コンプライアンス研修のような独自性、専門性の低い極めて一般的な内容のコンテンツの場合、新たに制作するのは非効率で、既存のコンテンツを調達する方がコスト的にもメリットがあります。
最新のLMSでは、このような既成のコンテンツが標準コンテンツとして提供されていますので、極力これを利用することで、費用と作業負荷の双方を低減することができます。
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