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「管理部門が知っておきたい会計用語 その1」で、賃借対照表を読み解くための会計用語を紹介しましたが、今回は損益計算書を読み解くための会計用語をピックアップしました。どちらも会社の経営状態を把握するためには必要なことです。
損益計算書は営業成績一覧表
損益計算書は、会社の収益、費用、当期純利益がわかる、いうならば営業成績一覧表のようなものです。収益から必要経費を差し引き、利益と損失を明らかにするもので、英語ではプロフィット・アンド・ロス・ステーメントというため、P/L(ピーエル)と呼ばれています。
プロセス把握が損益計算書の読み方のポイント
損益計算書の基本的な用語を理解し、損益計算書の読み方をマスターしておきましょう。
損益計算書は、収益と費用を対応させて記載することで、一定期間の損益を把握するものです。
たとえば、当期純利益がプラスであっても、それが本業の売上げではなく、土地や建物などの資産を売却したことによるものなら、決して健全な経営状態とはいえません。
また、当期純利益を見るだけではなく、途中のプロセスを把握することによって、どの段階でどのような収入と支出があり、どのくらいの利益(損失)が出たかを知ることができます。
販売費と一般管理費
管理部門にとって、身近な会計用語となるのが、多くの経費が含まれる販売費と一般管理費です。たとえば営業活動を支える旅費・交通費や通信費、事務用品などの消耗品費や接待交際費、また事務所の家賃や水道光熱費なども、この中に含まれます。
販売費は、販売にかかわる直接費用で、一般管理費は、売上には直接関係ないけれど必要な費用で、代表的な勘定科目は以下の通りです。
会計の基礎的な仕組みを知ることで、経理や会計の専門知識を有していなくても、会社の経営状態を把握することができるので、基礎だけは押さえておきましょう。
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管理部門が知っておきたい会計用語 その1
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