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【新興 vs 老舗】キャリアアップを目指しやすいのはどっち? 会社の創業年度別でキャリアアップ環境を調査!

公開日2022/04/26 更新日2022/04/27

新年度は、新しいことにチャレンジしたり意識して取り組んだりする機会が多い時期である。ビジネスパーソンの場合、“キャリアアップ”のために新たな業務を手掛けたり研修などを受けたりする人は少なくないだろう。キャリアアップの環境の良し悪しは企業によって異なるが、一般的な傾向として、新しい企業と老舗企業のどちらが整った環境であるか気になるところだ。

そこで「マネジー」ではこのたび、企業の創業年度とキャリアアップの関連性調査を実施した。調査対象は、「マネジー」など当社運営メディアに登録している管理部門従事者。本記事でその結果を発表しよう。

【調査概要】
調査テーマ:会社の創業年度とキャリアアップの関連性調査
調査期間:2022年2月1日~2月8日
調査方法:インターネット調査
調査人数:471名
調査対象:20代~60代の管理部門・士業に従事する男女
調査主体:当社運営メディアに登録している管理部門従事者

※四捨五入の関係で、回答の合計が100%にならない場合があり。


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キャリアアップの環境「整っていない」企業が過半数

本アンケートではまず調査対象者全員に、現在勤めている法人または組織の創業年数を尋ねた。結果は以下のとおりだ(「○年目」とは創業してからの年のこと)。

・1~10年目…18.9%

・11~30年目…32.3%

・31~50年目…18.3%

・51~70年目…13.2%

・71年以上…17.4%

上記のとおり、新旧さまざまな企業にまんべんなくいるが、比較的多かったのは創業「11~30年目」の企業に勤めている人々だった。

次に、現在勤めている法人または組織でのキャリアアップの環境が整っているか否かを聞いてみた。調査対象者全体では、以下のような結果が出た。

・とても整っている…6.6%
・まあまあ整っている…27.8%
・あまり整っていない…36.9%
・全く整っていない…18.0%
・わからない…10.7%

全体では「あまり整っていない」「全く整っていない」の合計が54.9%となり、“整っていない”と感じている人が過半数を超えた。

また、この結果を企業の創業年数別で統計してみた。企業の新旧によって、キャリアアップの環境に違いはあるのだろうか? 下記、表内の赤字は回答者が最も多い層だ。

とても
整っている

まあまあ
整っている

あまり
整っていない

全く
整っていない

わからない

1~10年目

11.2%

18.0%

34.8

23.6%

12.4%

11~30年目

5.3%

30.9%

34.9

17.8%

11.2%

31~50年目

7.0%

19.8

39.5%

23.3%

10.5%

51~70年目

6.5%

32.3%

45.2

9.7%

6.5%

71年目以上

4.9%

39.0

32.9%

6.0%

9.8%

今回の調査では30~50年の時期が最もキャリアアップする環境が整っていないということが判明した。
また、創業期から成長期に差し掛かる時期である1~10年目の時期は、とても整っているか、全く整っていないか極端に分かれる結果となった。
71年目以上の企業がキャリアアップについての環境が最も整っているという結果については、時代に合わせて自社の環境を変化させることで長く続けることができたということが上記の結果から予想される。

キャリアアップの環境「良い点」「悪い点」

ここでは、回答者たちが勤める企業のキャリアアップの環境について、「良い点」と「悪い点」をそれぞれ自由回答で答えてもらったのでご紹介しよう。

【良い点】

・企業に必要な資格取得費用はすべて会社負担。
・人事異動において、本人のキャリア形成を考慮していること。および、本人の希望を確認する機会があること。
・指定資格を習得したら給料アップ。
・新人からキャリアまでの研修プログラムがある。
・副業が認められているため、社内で得られない経験やキャリアを社外で積むことも可能。

【悪い点】

・目先の利益優先で、研修などはほとんどない。
・評価のフィードバックがないので、わかりにくい。
・社内研修もなく、社外セミナー等への参加も無料のものしか参加させてもらえない。
・男性にだけ昇進機会が与えられているのを改善してほしい。女性はサポート(雑用)というすみわけがありすぎる。
・典型的なオーナー企業で社長に権限が集中しており、キャリアアップ環境としては良くない。

以上が「会社の創業年度とキャリアアップの関連性調査」の結果である。

本調査では、老舗企業の方がキャリアアップの環境が比較的整っていることがわかった。たとえば、転職を現在検討しているという人は、このような環境面も踏まえながら転職先を探すと、今後のキャリアアップによい影響を与えるかもしれない。

※本記事に掲載されている情報は2022年3月30日現在のものです。

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