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最も合格率が低い資格は●●!?平成29年度国家資格合格率ランキング

公開日2018/10/11 更新日2023/01/19

みなさんの中にも日々勉強を重ね、国家資格に挑んでいる方もいらっしゃると思います。これから挑戦するという方もいらっしゃるかもしれません。

国家資格=難しいというイメージの通り、どの資格も取得するのは容易ではありませんが、最も「合格率」が低い資格はいったいどの資格なのでしょうか?

今回は、平成29年度各種資格の試験結果から、マネジーにご登録いただいている士業の方々(弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、弁理士、司法書士、行政書士、中小企業診断士)の合格率をランキングでご紹介しましょう。

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各種国家資格合格率ランキング

それぞれの専門知識を問う国家資格は、どの資格が一番難しいのかを判断するのは、それぞれの試験内容が違うため非常に難しいところではありますが、合格率は資格取得の難易度を図るひとつの指標になります。

平成29年度もたくさんの方が試験に挑戦されました。それでは早速合格率のランキングを発表しましょう。

ランキング資格合格率
第1位司法書士4.1%
第2位弁理士6.5%
第3位社会保険労務士6.8%
第4位公認会計士11.2%
第5位行政書士15.7%
第6位税理士(科目試験)15.8%
第7位中小企業診断士(二次試験)19.4%
第8位弁護士25.9%

【第1位:司法書士】

平成29年度では、司法書士が最も合格率が低いという結果になりました。

受験者数15,440名のうち合格者は626名という非常に狭き門となっており、得点もそれぞれ多岐択一式問題、記述式問題共に合格点が設定されており、合格点に達しない者は不合格とされるなど、安定した知識が要求される非常に難しい試験となっているようです。
とはいえ、司法書士試験は年齢・学歴・性別に関係なく誰でも受験でき、受験回数にも制限はなく、合格するまで何度でもチャレンジが可能であるため合格率は低い傾向にあります。

【第2位:弁理士】

司法書士に次いで合格が極めて難しい資格となったのが、弁理士です。

3,912人の受験者に対して合格者は255人で、さらに合格者の平均受験回数は4.2回となっています。

男性が合格者の約73%を占め、合格者の出身校も理工系が78.8%と大半を占めています。合格者の属性をみると、特許事務所が31.8%なのに対し、会社員は52.5%と半数を超えていました。社内に専門知識を有した人材を配置し、法務系の厚みを持たせたい企業の狙いが見て取れます。

【第3位:社会保険労務士】

社内で労務管理や社会保険に関する相談などに対応する社会保険労務士は、平成29年度の試験において合格率6.8%という結果になりました。前年が4.4%だったことを踏まえると若干合格率は上昇しているものの、依然取得は非常に難しい資格であるということが言えます。

平成29年9月30日時点で社会保険労務士登録者数は40,907名となっており、今回合格した2,613名は厚生労働大臣指定の講習を修了するか、労働社会保険諸法令の事務で2年以上事務に従事するなどしたのち、社会保険労務士名簿に名を連ねることになります。

【第4位:公認会計士】

難しい国家資格でも代表的な公認会計士ですが、平成29年度の試験では第4位の難易度となりました。第4位とは言え、非常に難しいことに変わりありません。

前年度は合格率10.8%だったため、若干合格率は上昇していると言えます。

短答式試験の受験者数が9,416名なのに対し、合格者数1,669名、論文式試験受験者数が3,306名なのに対し、合格者数1,231名と、短答式試験の方が難易度は高めであることが分かります。

【第5位:行政書士】

行政書士は受験者数40,449名と、比較的多くの受験者数の中、合格者数も6,360名と他の資格と比較すると若干ではありますが高めの合格率となっています。

しかしこちらも全体の合格率が15.7%と決して高くはなく、他の資格と同様に取得の難しい資格であると言えます。

【第6位:税理士】

税理士(科目試験)は平成29年度の試験で、合格率15.8%という結果になりました。

内訳で見てみると、財務諸表論の合格率が一番高く、29.6%となっており、次いで住民税の14.3%、簿記論の14.2%、消費税法と固定資産税の13.3%が続いています。税理士については全部で5科目の試験に合格する必要があるため、5科目合格(いわゆる官報合格者)の合格率となるともっとも合格率の低い約2%程度となります。

【第7位:中小企業診断士】

中小企業診断士は2次試験において、受験者数4,279名、合格者数828名の、合格率19.4%となりました。

1次試験においては受験者数14,343名、合格者数3,106名で、合格率21.7%ですので、1次試験と2次試験の合格率に大きな開きはないものとみて取れます。

科目合格者数で見てみると、経営情報システムが受験者数13,725名に対し合格者数3,646名と比較的高く、反対に運営管理(オペレーション・マネジメント)は受験者数13,207名に対し合格者数410名と、比較的難しい科目であることが分かります。

【第8位:弁護士】

医師免許に次いで最難関の呼び声高い弁護士の資格試験「司法試験」ですが、合格率で見てみると以外にも25.9%と高い結果でした。

ただし、受験者数が1万人以上である他の国家資格と比較して、司法試験は弁理士と並び1万人を切る受験者数となっています。そもそも受験するためき厳しい条件をクリアする必要があり、受験者が絞られてしまうため、合格率では測れない高難易度の資格であると言えます。

一方で、法曹養成制度改革推進会議において「法曹の排出は1,500名程度」という方針が打ち出されており、たとえば受験者数の減少が見られても合格者数は1,500名程度確保される見込みが高いと言えます。

資格取得の難しさは、試験の合格率だけではもちろん測れません。
その資格専門の深い知識が多量に必要とされるため、どの試験も容易には合格できないのが現状です。

しかしそのハードルを越え合格に向かうみなさまに、胸を張ってがんばっていただきたいと思います。
国家資格は国が認める大きな資格です。夢に向かってる皆さん、これからもがんばってください。

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