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新型コロナウイルス感染症予防対策のため、日本でもリモートワークによる働き方が定着した。政府もこの新たな働き方を推奨し、支援金などで企業を後押ししている。一方で、書類のやり取りが多い管理部門など一部の部署は、少し前までリモートワークが難しい傾向があった。しかし、近年はIT化で企業によっては管理部門もペーパレスな業務になり、リモートワークが可能になりつつある。
そこで「マネジー」ではこのたび、管理部門で働く人々を中心に出社状況を調査してみた。調査対象は、当社運営メディアに登録している管理部門・士業従事者。本記事でその結果を発表しよう。
【調査概要】
調査テーマ:出社状況に関するアンケート
調査期間:2022年5月13日~20日
調査方法:インターネット調査
調査人数:444名
調査対象:20代~60代の管理部門・士業に従事する男女
調査主体:当社運営メディアに登録している管理部門従事者
※四捨五入の関係で、回答の合計が100%にならない場合があり。
アンケートの最初の質問は、現在出社しているかを尋ねた。結果は以下のとおりである。
Q1.現在出社していますか? 当てはまる日数を選択してください。
週0日(完全在宅) |
13.3% |
週1日 |
6.1% |
週2日 |
7.0% |
週3日 |
9.0% |
週4日 |
10.1% |
週5日 |
54.5% |
結果は、完全リモートワークが約13%のみで、半数以上はフル出社をしていることがわかった。前述のとおり、IT化が進んでいる企業は管理部門もリモートワークしやすい環境である。しかし、コストの問題や経営陣・現場管理者などの認識不足などによりIT化があまり進んでいない企業は、リモートワークの実現が難しいようだ。
続いて2問目では、回答者自身が希望している出社日数を聞いてみた。
Q2.ご自身の希望する出社日数は何日ですか?
週0日(完全在宅) |
18.0% |
週1日 |
11.9% |
週2日 |
9.2% |
週3日 |
24.8% |
週4日 |
11.5% |
週5日 |
24.5% |
結果は、約75%の人が(日数に違いはあるが)リモートワークを希望しており、フル出社を希望している人は4人に1人しかいない。
そこで、3問目は自由回答形式で、2問目の回答についての理由(希望する出社日数の理由)を尋ねた。以下、多数寄せられた回答の一部である。
<週0日(完全在宅)>
・もっとも業務効率が高いから。
・公共交通機関での通勤が感染リスクがあると思われるから。
・2年以上のコロナ禍で、リモートで出来ない仕事はないとわかったから。
<週1日>
・郵送物や紙書類の確認のため。
・週に1回くらいは会社の人と顔を合わせた方が業務がスムーズなので。
<週2日>
・たまには顔を見て仕事をしたい。
・生活リズムに変化をつけられるため。
<週3日>
・マネージメントが必要だから。
・対面での顧客との面談や社内会議の機会を増やしやすいから。
<週4日>
・たまには気分を変えて自宅で働きたいから。
・リズムを崩したくないから。
<週5日>
・資料等が多数あり、デジタル化をすると非常にコストと労力がかかるため。
・事務所の方が仕事に集中できるから。
・人事系の個人情報を扱うので、自宅に持ち帰るのが怖いから。
上記を見ると、完全在宅希望者はリモートワークが最も効率よいと感じており、週1日~週5日を希望する人はオフィスで働く利点もある程度感じていることがわかった。また、週5日希望者のなかには「リモートワーク希望だが、現実は難しい」と感じている人も少なからずいた。
4問目では、転職する場合リモートワークを行う環境が整備されていることを重視するかについても質問してみた。
Q4.転職先を選ぶ際、出社日数を重視しますか?
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