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プレスリリースは、企業や団体の活動を告知するために書かれる文書です。新商品やサービスの改善など、メディアに取り上げてほしいものをテーマにして、文章を書きます。
専任の広報担当者がいない会社はバックオフィスが兼任でリリースを出している場合もあるでしょう。
しかし、ノウハウが蓄積していない企業や、プレスリリースの担当になったばかりの人は、「どのようにプレスリリースを書けば良いか分からない」と悩みがちです。
今回は、プレスリリースの書き方について、押さえておきたいポイントをコンパクトに紹介します。
プレスリリースとは、メディアや記者に向けて発表される文書です。新商品の発表など、詳細な情報がまとまった資料をイメージすると分かりやすいでしょう。基本的には、記者に送付して、記事にするかどうかを決めてもらうことになります。
プレスリリースが書かれる目的は、以下の通りです。
・メディアに自社の新しい企業活動を伝える
・メディアに自社の情報をニュースとして取り上げてもらう
メディアは、プレスリリースの内容を元に、記事を制作します。もちろん、記事として取り上げるかどうかはメディア次第ですし、記事の内容もメディアの人間(編集者やライターなど)が決定します。
プレスリリースは、基本的な構造が決まっています。社内でテンプレート化しておくと便利です。以下の五つに分かれています。
・日付などの項目
・タイトル
・リード文
・本文
・会社概要
日付などの項目では、発信日や発信者などの情報を記載します。「報道関係者各位」の文言を添えつつ、発信者(会社名)の情報を書いておきましょう。
タイトルには、具体的な商品名やサービス名などを記載し、どのような内容なのかを分かりやすく表示します。「新商品●●●を12月1日に発売」といった書き方が一般的です。インパクトのある表現を心がけると良いでしょう。
リード文で、結論(プレリリースで最も伝えたい点)を明示します。その後、本文にて、詳しい説明を加えます。本文では、5W5Hを意識すると良いでしょう。5Wは「Who・What・When・Where・Why」であり、「誰が・何を・いつ・どこで・なぜ」を表すものです。
5Hに馴染みがない方もいるかもしれませんが、以下の意味で使われます。
・How(どのように)
・How much(いくらで)
・How many(どれくらい)
・How long(いつから、いつまでに)
・How in future(今度の展望)
本文を書き終えたら、最後に会社概要を記載します。問い合わせ先など、細かい情報も付け加えておきましょう。ただし会社概要は、あくまでも補足的な情報なので、細かく記載する必要はありません。会社概要を充実させすぎると、主旨が見えづらくなって逆に読みづらいプレスリリースになってしまうため注意しましょう。
プレスリリースを書く際に意識したいポイントはいくつかあります。まずはタイトルやリード文で、読者(この場合は記者)の関心を引きつけることです。記者は、日常的に多くのプレスリリースに目を通します。その中から、良質なネタになるものをピックアップし、記事にするわけです。
インパクトのないタイトルや、単調なリード文になってしまうと、記者に興味を持ってもらえません。プレスリリースの目的は、メディアに取り上げてもらうことなので、まずは記者の心を掴むインパクトのある表現を心がけましょう。ただし、記者の関心を引こうとするあまり、大げさな表現になってはいけません。あくまでも事実に基づいた記述が基本です。
また、プレスリリースを書く際は結論を先に書く、「結論ファースト」を意識しましょう。膨大な量のプレスリリースを読んでいる記者にとって、「事実がシンプルにまとまっているかどうか」はとても重要です。「このプレスリリースは何が言いたいのかよく分からない」と判断されれば、最後まで読まれずに終わってしまいます。>
新商品を発売するのであれば、「新商品●●●を発売します」というように、まずはプレスリリースで最も伝えたい事実を最初に書きましょう。リード文で結論を明示し、本文で細く補足していくのが基本的な流れです。
さらに、なるべく具体的なデータを用いて、明確な根拠を提示することも重要です。市場予測などのデータから、どれくらいの売上が予測されるのかなど、客観性を意識しましょう。結論が明確で、細部もよく作られているプレスリリースは、記者からも高く評価されます。
プレスリリースのゴールは、メディアにニュースとして取り上げてもらい、多くの消費者に企業活動を認知してもらうことです。そのためには、日常的にプレスリリースを読んでいる記者の関心を引く必要があります。
プレスリリースを書く際に意識したいポイントの中で最も重要なのは、「シンプルかつインパクトのある内容」です。記者が興味を持ってくれるような内容にするのは重要ですが、冗長になってしまってはいけません。
まずは試しにプレスリリースを書いてみて、無駄な部分を削ぎ落とすようにして、完成度を高めてみる方法もおすすめです。
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