公開日 /-create_datetime-/
課長や部長などの管理職ポストを目指し、同僚との出世競争にしのぎを削るビジネスパーソンの姿は、もはや過去の遺物となってしまったのだろうか。
仕事・転職・求人情報サイトを運営するビズヒッツの調査*によると、管理職への昇進を打診されて「引き受ける」のは、わずか12.0%しかいない。「条件次第で引き受ける」も18.8%で、圧倒的に多かったのが「断る」の60.6%である。
管理職に就けば、マネジメント業務のウエイトが高くなると同時に、給料もアップするのが一般的だ。しかし、令和時代のビジネスパーソンにとっては、昇進することが、それほどの魅力とは感じないのかもしれない。
では、なぜ管理職になりたくないのだろうか。男性が挙げた理由の1位は「責任が重い」で、2位は「割に合わないと感じる」、3位は「仕事・残業が増える」、4位は「人間関係で悩みそう」、5位は「管理職に向いていない」である。
一方、女性が管理職になりたくない理由に挙げたトップも「責任が重い」で、「仕事・残業が増える」、「管理職に向いていない」、「割に合わないと感じる」、「人間関係で悩みそう」が続き、順位は多少前後するものの、同じ理由が並んでいる。
男女ともに、管理職になることで責任が重くなることを、昇進を望まないトップに挙げている。管理職になれば、自分の仕事上の失敗だけでなく、部下やチーム全体の責任も負わなければならない。
また、責任だけでなく、仕事量や残業が増えることも、昇進を敬遠する理由の上位に挙がっている。家族と過ごす時間やプライベートを重視する、ワークライフバランスへの意識が高まっていることもうかがえる。
ところで、気になるのが「割に合わない」という理由だ。つまり、責任の重さと仕事量の増加に見合った管理職手当をもらっていないということだろうか。であるなら、家族と過ごす時間を犠牲にしてまで仕事に打ち込むことに、それほどの魅力を感じることは難しそうだ。
管理職を敬遠する動きが広がれば、日本企業の課題とされている生産性の向上とはならないはずだ。
*調査概要
調査対象:管理職になりたくない方
調査期間:2022年10月4日~9日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性300人/男性200人)
回答者の年齢:10代 0.6%/20代 21.8%/30代 41.6%/40代 23.6%/50代 10.6%/60代 1.8%
■参考サイト
PR TIMES|【管理職になりたくない理由ランキング】男女500人アンケート調査
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
健康経営ソリューションとして 社宅・社員寮が果たす役割
社員と会社の両方が幸せになる生活サポートとは?
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
管理部門職種別 面接質問集【MS-Japan】
早期再就職支援等助成金の「雇入れ支援コース」の対象者・支給額を解説
【従業員のメンタルヘルスとエンゲージメントの測定・改善に関する実態調査】約78%の企業が従業員のメンタルヘルス管理を重視一方、約半数の企業でメンタルヘルス関連の課題が顕在化
Googleが使う目標管理手法「OKR」とは?概要やKPI・MBOとの違い、設定方法を簡単に解説
クラウドストレージで効果的な文書管理手法5選!
【基本】ストレスチェック制度とは?実施義務のある企業や導入手順
BillOneの導入で請求書業務はこう変わる
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
押印に合わせた電子署名形態の選択
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
成功事例に学ぶ!電子署名を活用したDX戦略とは
【2025年司法試験に強い大学ランキング】司法試験の合格率が高い法科大学院は?
税務署に狙われやすい、売上に関する注意ポイントと対策とは?
支払通知書とは?インボイス、確定申告との関係、発行作業を軽減できるサービスについても解説
50人未満事業場でのストレスチェック実施率は51.2%!東京労働局「メンタルヘルス対策等自主点検」
もしも税務調査が入った場合、注意すべきポイントと事前にできる対策とは?
公開日 /-create_datetime-/