公開日 /-create_datetime-/
手軽で便利なコミュニケーションツールといえば、プライベートでもビジネスでも活用が広がっているSNSが挙げられるだろう。しかし、使い方によっては思わぬ効果をもたらすこともあれば、炎上して逆効果になることもある。
では、せっかくの便利なツールを、どのように使いこなせばいいのだろうか。企業のSNSマーケティングを支援する株式会社コムニコが、炎上事件の傾向をまとめた「2022年炎上レポート」*によると、2022年は247件の炎上事件が確認されている。
2021年より119件増え、炎上期間中に言及された関連キーワードの総数は10,025,819、平均炎上日数は21日となっている。
炎上する媒体でもっとも多いのがTwitter(約7割)で、火種となる言及や引用リツイートに批判が殺到することで、炎上しているケースが多くみられることがわかった。
また、他の媒体で発生した炎上がTwitterにも投稿され、さらに燃え広がったケースもみられる。炎上の火種となる言及数でみていくと、飲食サービス業がもっとも多く、なかでも某ファストフード店に関しての多さが際立っていたこともわかった。
炎上件数では最多が芸能で、タレントなどの不適切な発言や行動が炎上となるケースが多く、芸能に続くのが公務に関してのものだった。
ところで、自らの発言や行動が招いた炎上なら、自業自得と受け止めざるを得ないが、割り切れないのが、投稿者の勘違いやフェイクニュースで炎上状態となる「巻き込まれ炎上」のケースである。
まったく無関係にもかかわらず、デマによって炎上となるケースは、決して稀なことではない。Twitterはテキストのみで容易に発信・拡散できるため、意図的に炎上に発展させることもできるからだ。
いずれにしても、炎上リスクがあるからといって、SNSの活用に二の足を踏んでいるわけにもいかないのが今の時代だ。SNS上で起こるリスク対応を含め、SNSをどのように活用していくのかという術を身につけておかなければならないようだ。
■併せて読みたい関連ニュース
炎上!?契約トラブル!? マネジーお役立ち資料まとめ ~リスク・トラブル回避編~
エルテスが2022年上期「ネット炎上レポート」を発表
SNSで炎上したら企業はどうすべき?不適切投稿を行った社員の処遇は?
<調査概要>
調査期間 :2022年1月1日(土)~2022年12月31日(土)
SNS投稿収集ツール :NetBase
炎上投稿のピックアップ方法 :批判的な言及や引用ツイートが多い投稿を、コムニコ従業員が目視
炎上投稿のピックアップ基準 :「Twitterトレンド入りした投稿」「ネットニュース化された投稿」「引用リツイートで批判が多い投稿」「批判的なリプライが多い投稿」「メンションはつけないが批判的な言及でリプライされている投稿」
■参考サイト
comnico|「炎上レポート」2022年版を公開 ~「炎上キーワード言及数平均」業界別1位「飲食サービス業」、カテゴリ別1位は「巻き込まれ炎上」~
失敗しない請求書受領システム選び方ガイド【2024年1月最新版】
フランチャイズ契約を締結する前にチェックすべきポイントとは(加盟店の立場から)
<人的資本開示 実践編 > 人的資本と組織サーベイ
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
BPOの導入方法 ~業務効率化とコスト削減でビジネス課題を解決~
「DE&I」を推進するコーセー、“同性パートナー”を持つ人も人事制度・福利厚生の対象に。その取り組み事例とは?
定時株主総会の事前準備総まとめ、各部門担当者の役割と業務上のポイントを解説
企業内大学とは?作り方から導入事例まで徹底解説します
noteと弁護士ドットコム、炎上させない仕組みづくりに共同プロジェクトを立ち上げ
AGSクライアントの商材・サービス紹介サイト開設のお知らせ
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
フリーアドレス制準備完ぺきガイドBOOK ICTツール編
派遣と業務委託の違い ~外部人材活用の最適な方法が分かる!~
電子帳簿保存法Q&A【基礎編】
【障がい者雇用】2024年4月の法定雇用率「2.5%」引き上げ、上場企業の約3分の1が“未達成”見込み。充足に向け必要な対策とは?
管理部門・士業に聞いた!「残業」の実態調査2024
健康経営の基礎知識。概念や取組・制度など基本情報を紹介!
個人投資家はどこをチェックする? 企業の非財務情報やESGの取り組みを整理するモデル開発
法務におすすめの転職エージェント・転職サイト10選を徹底比較!
公開日 /-create_datetime-/