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今年のGWは大型連休となりそうですが、実は連休後に懸念されるのが“五月病”です。五月病の初期症状は「やる気が出ない」「会社に行きたくない」といったものですが、悪化するとうつ病になってしまうこともあるので注意が必要です。
五月病は、主にストレスが原因とされていますが、正式な病名ではありません。しかし、なんとなく体調が悪くやる気が出ない、仕事に集中できないといった状態が続き、徐々に体調を崩してしまうこともあります。
なかでも、就職や転居、転勤など環境が変わる新年度はストレスがたまりやすい時期です。新しい環境へうまく適応できずにストレスをため込むと、五月病から心身の不調に陥ってしまうことも珍しくありません。
厚生労働省の「労働安全衛生調査」(平成29年)によると、職場で強いストレスを感じている労働者の割合は60%前後で推移しているようです。そのストレスの主な原因となっているのが仕事量の多さや対人関係によるものです。
チューリッヒ生命の調査*でも、ビジネスパーソンの7割超がストレスを抱え、2割超が五月病になった経験があるという結果が出ています。
五月病の難しいところは、「やる気が出ない、会社に行きたくない」という症状を訴えても、単なる怠け者扱いされてしまうことも多いことです。しかし、そのまま放置しておくと不眠症やうつ病、適応障害などにつながるなど、仕事を続けることさえ難しくなる可能性もあるため注意が必要です。
*調査方法:WEBアンケート
調査対象:アンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、全国の20歳~59歳の有職者1000人
調査期間:2018年4月20日(金)~2018年4月23日(月)
では、五月病にならないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。主たる原因と考えられているストレスを“ため込まない”といっても、なかなか簡単ではなさそうです。現代はストレス社会といわれ、日常生活にはストレスがあふれています。そこでまずは、どんなことが自分にストレスを与えているのかを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
ストレスを抱え込むと、イライラして怒りっぽくなるなどの感情の変化だけでなく、肩こりや胃の不快感などの症状に見舞われることもあります。こうした心身の変化をチェックしてみることも大切です。
厚生労働省の「こころの耳」に、ストレスのセルフチェックができるページがありますので、それを利用してみてはいかがでしょうか。自分でも気が付かないうちに、ストレスに対する反応が出ているかもしれません。
何がストレスの要因になっているのかを知ること、さらに、ストレスに対処するための知識や方法を身につけることが、五月病から身を守るためには重要です。また、ストレスの原因となっている事柄や人物から、距離を置くことも有効でしょう。
家族や友だち付き合いを深める、自分の趣味に打ち込むなど、仕事以外に目を向けることもストレスを発散する効果が期待できます。
そしてストレスを抱えてしまった場合、一人で悩むのではなく同僚や上司に相談したり、あるいはカウンセラーや臨床心理士の専門家を頼ったりしてもいいのではないでしょうか。
ストレスを感じたときの代表的な対処法としては、「我慢する」「逸らす」「発散する」が、まずは思い浮かびます。“我慢”は、かえってストレスが蓄積されてしまうためおすすめはできません。手っ取り早く、そしてもっとも効果が期待できるのは“発散”することでしょう。自分に合ったストレス発散方法をみつけ、五月病から身を守りましょう。
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