公開日 /-create_datetime-/
生成AIと呼ばれる対話型AI(人工知能)「チャットGPT」が注目を集めています。そして、Microsoftも対話型AIを活用した検索エンジン「Bing」を一般公開しました。GoogleやAmazonも生成AI分野への参入を続々と表明するなど、AIを巡る競争が一段と激しくなっています。
気軽にAIを導入してみたいのなら…
AIで業務を効率化できるRPAのサービス一覧はこちら
質問に対して、まるで人間が書くような自然な文章で対話ができるチャットGPTが登場し、その可能性に期待する声と同時に、はたしてAIをどこまで信用できるのか、といった不安の声も高まっています。
期待と不安が交錯するなか、EUや中国などでは規制する動きが広がっていますが、アメリカや日本は、規制するよりも積極的に活用していく姿勢を示すなど、国や地域によって対応が分かれています。
生成AIの登場が、それだけ衝撃的だったということでもあるでしょう。これまでのAIは翻訳や画像認識、あるいは将棋など個別の分野に特化していましたが、生成AIは数字や法律、芸術など幅広い分野に対応し、文章や画像、音声などを生み出せる機能を備えているのです。
自然な文章や画像は、ネット上の膨大なデータを学習する“大規模言語モデル”と呼ばれるAIシステムで作成されます。限りない可能性を秘めていますが、その一方で誤った情報が紛れ込むことや、個人情報が流出するというリスクも抱えているのです。
しかし、リスクがあるとはいえ、進化し続けるAIの活用は幅広い分野に広がり、その流れはどんどん加速しています。
2月に一般公開したMicrosoftの検索エンジン「Bing」は、チャットGPTのAIをベースに、これまでの膨大な検索インデックスを組み合わせることで、優れた検索結果や、質問にも自然な言語で回答できる検索エンジンです。
Googleが3月に公開したのは「Bard」です。特徴は、一つの質問に対して複数の回答を、スピーディーに提示することです。5月以降は180か国で利用できるようになります。
また、4月にはAmazonが「Bedrock」を公開しました。こちらは自社のクラウドを利用する企業を対象に、対話型AIや画像生成AI機能を提供するということです。
「Bedrock」を利用することで、ネット広告の文章なども簡単に作成できるようになるため、Amazonのクラウドを利用している企業にとっては、広告戦略の強力な助っ人になりそうです。
このように、アメリカのIT大手による生成AI開発競争が激化しており、活用の範囲が拡大すればするほど、日常生活はより便利に、そしてより快適になるでしょう。
しかし、まるで人間が話しているような生成AIの回答は、ネット上の膨大なデータを学習し、確率と統計に基づいて導き出されたもののため、その回答が必ずしも正しいとは限らないのです。
普及が進めば進むほど、個人情報の流出や著作権を侵害する可能性もあります。そのため、生成AIを活用するルールづくりの必要性が叫ばれています。また、各国で受け止め方に温度差があり、有効活用していくためには、いくつものハードルを乗り越えなければならないようです。
生成AIは、社会や経済を飛躍的に発展させる可能性もあれば、深刻なリスクをもたらす可能性もあります。いずれにしても、誰もが使えるパソコンやインターネット、携帯電話が登場したとき以上の衝撃であることは間違いなさそうです。
気軽にAIを導入してみたいのなら…
AIで業務を効率化できるRPAのサービス一覧はこちら
産業医が語る!リモートワークによる従業員の健康被害リスクと、その対応方法
失敗しない請求書受領システム選び方ガイド【2024年1月最新版】
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
RPA選びで絶対に押さえるべき5つのポイント
定時株主総会を成功させるためには?事前準備と運営のポイントをご紹介
【会計】中間会計基準・GM課税関連の実務対応報告、次回公表議決へ─ASBJ 旬刊『経理情報』2024年4月1日号(通巻No.1706)情報ダイジェスト/会計
「経理職」に聞いた「仕事とキャリア」の意識調査!【2024年】
国税庁「電帳法の疑問に答えます」 クラウド対応など、多く寄せられた質問と見解を公表
内定者の約8割が「社会人に向けて不安」…内定辞退や早期離職を防ぐための内定者フォロー・新入社員受け入れのポイントとは?
eNPSの大幅向上を実現。メンタルヘルス対策の道のり-Smart相談室導入事例-
マンガで分かる電子帳簿保存法&インボイス制度の対応ポイント
組織を成功に導くサーベイツールの選び方
社員寮・借り上げ社宅の管理業務を削減するには
<人的資本開示 初級編 > 企業が知っておくべき人的資本と捉え方
2024年の春闘、大企業の回答傾向・結果は?
ポーラの「リーダーもメンバーも幸せになる7か条」 ウェルビーイングアワードでグランプリ受賞
【25卒就活】3月1日時点の内定率は「43.2%」、エントリー社数平均も「20社超」で前年より増加。早期選考の影響は顕著に
食品業界で世界初、日清食品HDが「ISO 30414」の認証取得 人的資本レポートも発行
「あらゆる契約業務をカバーし、日本全国で使われるサービスへ」管理部門大賞2024法務部門第1位 弁護士ドットコム株式会社にインタビュー
公開日 /-create_datetime-/