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ドクタートラストが外部相談窓口サービス「相談状況レポート」を公表

公開日2023/06/14 更新日2023/06/13


株式会社ドクタートラストは、ハラスメント防止法令で定められた外部窓口サービス「アンリ」を設置して、契約企業従業員の相談に応じており、2022年度の相談状況をまとめたレポートを公表した。


その公表された内容をみていくと、新型コロナ感染拡大中とアフターコロナで、相談内容が大きく変化していることがわかる。コロナ禍ではコロナ関連の相談が多かったが、2022年はわずか4件と(前年比11.1%)激減している。


一方、増加したのがメンタルヘルス(前年比113.2%)とハラスメント(前年比119.6%)で、件数では「上司・先輩との関係」についての相談がもっとも多く、また、増加率がもっとも高かったのが「同僚や部下との関係」である。


メンタルヘルスとハラスメントの相談が増えたのは、規模にかかわらず全企業にハラスメント対策が義務化(2022年4月)されたことと、相談窓口の設置が進んだことが考えられる。さらに、リモート勤務から出社勤務に戻す企業が増えたことも無縁ではなさそうだ。


リモートであれば、気の合わない上司や同僚、部下とはそれなりの距離をとりながら仕事をすることも可能だったが、出社勤務となればそういうわけにもいかない。気が合おうと合わなかろうと、チームで仕事をする場合、1人だけチームから外れるわけにもいかない。


出社勤務となり、対面で接する機会が増えれば、上司は部下の勤務態度、部下は上司の管理能力やちょっとした言葉遣いに疑問を抱くようになり、意思疎通もうまくいかなくなる。


それが原因で、メンタルヘルスの不調を抱える社員が増えれば、休業率や離職率の増加につながり、企業にとっては大きなマイナスとなるだろう。企業にとって人材確保は重要な課題とされており、社員のメンタルヘルスのケアやハラスメントの被害からどう守るかが、これからの企業には強く求められることになりそうだ。


⇒社員のメンタルを守るために必要なシステムとは?


■参考サイト
共同通信 PR Wire|「上司や同僚・部下との人間関係」に悩む人が圧倒的に増加


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