公開日 /-create_datetime-/
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)は年末年始休業のため、お問合せなどのご連絡は1月5日(月)以降になります。ご了承くださいませ。

東京商工リサーチ(東京都千代田区)は9月20日、2023年「企業のメインバンク調査」の結果を公表し、メインバンク取引社数の増加率でネット銀行が1位から3位までを独占したことが明らかになった。
また、ネット銀行に次ぐ増加率では信用金庫が並び、同調査では「ネット銀行や信金の躍動は、まさにニーズに応じた金融機関の選択が加速していることの表れだ」としている。
この調査では、同社が保有する156万8602社の企業データベースから企業のメインバンクを抽出・集計し、取引社数が前年より増えた増加率ランキング(メイン取引社数500社以上)を調べた。その結果、1位は住信SBIネット銀行(東京都港区)、2位は楽天銀行(東京都港区)、3位はPayPay銀行(東京都新宿区)となった。
増加率トップの住信SBIネット銀行は、メイン取引社数842社(前年605社)、増加率39.1%と大幅に伸びた。2位の楽天銀行は1607社(同1394社)で、増加率は15.2%と安定して伸長。3位のPayPay銀行も1453社(同1268社)で、増加率14.5%と二桁成長を記録した。
このほか、抽出条件である取引先数500社以上には届かなかったが、同じくネット銀行のGMOあおぞらネット銀行(東京都渋谷区)は増加率142.2%増(168→407社)と2.4倍になり、全金融機関の中で最高となった。
ネット銀行は、パソコンやスマートフォンでインターネットを介し、申し込みから口座開設までインターネット上で完結する。24時間利用できる利便性の高さや送金などの振込手数料の安さ、また口座開設スピード、簡単な融資審査などを強みに、近年は取引社数が急増している。
同社の調査によると、ネット銀行(主要9行)をメインバンクとする企業は、2018年1751社だったのに対し、2023年は4322社まで拡大、コロナ禍を含む5年間で約2.5倍に増加した。前年増加率でも、過去2番目の25.4%増と大幅に伸びている。
記事提供元

「月刊総務オンライン」は、総務部門の方々に向けて、実務情報や組織運営に役立つニュース・コラムなどの「読み物」を中心に、さまざまなサービスを提供する総合的支援プラットフォームです。
「eラーニング」「デジタルマガジン」「マーケット」、さらに有料会員向けサービス「プレミアム」が、日々の業務を強力に支援。会員向けメールマガジンも毎日配信しており、多くの方が情報収集に活用されています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
株式譲渡契約書とは?記載事項や作成時の注意点について解説!
生成AI時代の新しい職場環境づくり
これなら先方も納得!取引先と請求書電子化をスムーズに進める3つのコツとは?
土地建物売買契約書の見直し方法と5つのチェックポイント
シニア雇用時代の健康管理の備えとは? 健康管理見直しどきナビ
20代後半の不安や焦り「クォーターライフ・クライシス」とは?乗り越え方も解説
電子サインとは?電子署名との違いや利用シーン・使い方を解説
年末調整2025|人事が押さえるべき変更点・提出書類・よくある質問と回答~制度改正・扶養・副業・住宅ローンまで~
旬刊『経理情報』2025年12月1日号(通巻No.1761)情報ダイジェスト①
上司の「励ましの一言」が部下を追い詰める? 調査で判明、無自覚な声掛けが職場のリスクに
事業用不動産のコスト削減ガイド
雇用契約書の記載事項を知りたい方必見!必須事項や注意点を解説
弁護士業におけるスキャン代行活用事例
社宅管理業務の全体像がわかる!社宅管理業務フローガイド
簿記の基礎から実務まで!社宅管理の仕訳処理 まるわかりガイド
弁護士の転職成功のポイントを徹底解説!
「プロ人材」の力を最大限に引き出すために、受け入れ企業が知っておきたいこと
令和8年度(令和8年1月提出期限分)償却資産申告の留意点~よくある質問Q&A~
経理から財務へキャリアを広げる|資金調達・資本政策で活躍できる人材とは(前編)
「公認会計士試験 社会人1年短期合格のススメ」日商簿記1級は取るべき?
公開日 /-create_datetime-/