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今就活中の大学生はいわゆる「悟り世代」と呼ばれているようです。今回は、人事が知っておきたい悟り世代の価値観や考え方について解説します。
目次【本記事の内容】
「悟り世代」とは、「堅実で高望みしない、現実的な価値観を持った世代」のこと。1990年代後半から、2000年代前半に生まれた世代です。元々ネットスラングでしたが、2013年の「新語・流行語大賞」にノミネートされ、広く認知されるようになりました。
この「悟り世代」には、車やブランド品に興味がなく、最低限の生活ができれば十分だと考えている傾向があります。こうした悟り世代が持つ価値観の背景には、バブル崩壊後から長引く不景気が影響していると考えられています。
悟り世代の価値観がわかる調査があります。『マイナビ2023年卒大学生のライフスタイル調査*』では、大学生に聞く"理想とする将来の自分像"に関する質問では「愛する人と結婚して子どもができ幸せに暮らす」、「一生食べていける安定した仕事をもつ」、「自分の好きな仕事を一生続ける」が上位の回答でした。
「他人の価値観に左右されずに自分の価値観で選択する」という傾向が強いとされている悟り世代は、デジタルネイティブの世代でもあり、世界中の情報に簡単にアクセスできる環境で育っています。異なる価値観やライフスタイルの選択肢を知りやすくなり、自分に合った生き方を模索しようと考えているようです。
1つの会社に長く勤める意識が薄く、さらに出世欲もそれほどない若者に対して、企業はどのようなことを心掛けるべきなのでしょうか。
まずはじめに重要なのが、彼らの価値観の理解です。悟り世代の価値観や考え方を理解した上でのコミュニケーションを心がけることが大切です。
採用活動ではワーク・ライフ・バランスのアピールも効果的です。プライベートの時間や趣味を大切にする価値観を持っているため、柔軟な働き方やワーク・ライフ・バランスを尊重する企業文化であることを伝えることができるとよいでしょう。
また、個々の価値観を尊重する考え方が根付いている悟り世代にとって、多様性を重視する企業文化であることも魅力的なポイントです。
従来のような就活ナビサイトだけでなく、ダイレクトリクルーティングなど「個へのアプローチ」を中心とした採用手法が増えています。さまざまな手法を組み合わせて、学生と適切なコミュニケーションを取っていくことが重要です。
*調査概要
調査期間	2021年11月26日(金)~2021年12月22日(水)
(前年調査(22年卒):2020年11月26日(木)~2020年12月23日(水))
調査対象	マイナビ2023会員のうち「2023年春」に卒業予定の大学生・大学院生
調査方法	2021年11月29日時点のマイナビ2023会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信
2021年11月26日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信
有効回答数	3,756名
[内訳:文系男子 663名 理系男子 688名 文系女子 1,609名 理系女子 796名]
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