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最大100万円補助!観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業とは

公開日2023/11/02 更新日2023/11/01 ブックマーク数
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最大100万円補助!観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業とは

コロナ禍やエネルギー価格の高騰の影響から、文化財や歴史的資料といった貴重な資源の保全が難しくなるケースも出てきました。こうした局面を乗り切るための選択肢として、クラウドファンディングによる資金調達が注目を集めています。


東京都では、都内の貴重な観光資源の喪失を防ぐため、「観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業」を実施しています。今回はクラウドファンディングによる資金調達の可能性と、東京都の支援事業についてお伝えします。


目次【本記事の内容】

  1. クラウドファンディングの登場とその可能性
  2. 観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業とは
  3. 補助対象となる事業
  4. 対象経費
  5. 補助率と補助限度額
  6. 補助対象期間
  7. 取り扱いCF事業者
  8. 交付申請から補助金交付までの流れ
  9. 申請方法
  10. まとめ

クラウドファンディングの登場とその可能性

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。個人や企業、団体がインターネットを通して支援を募り、それに共感した人から資金を集めます。支援者は、支援額に応じたリターンを得る仕組みです。これまでも企業による新商品の開発のほか、途上国支援や自伝本の制作など、幅広いプロジェクトが実施されてきました。


2023年8月、国立科学博物館は「標本・資料の収集・保管」の資金調達のためにクラウドファンディングを行いました。該当のプロジェクトでは、10月25日現在、目標金額を大きく上回る8億1,000万円以上が集まっています。 <参考:READYFOR|地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ


また、渋谷で10月に始まった岡本太郎の「明日の神話」の大規模改修は、その資金の一部がクラウドファンディングによって賄われています。 <参考:GoodMorning|渋谷のパブリックアート|岡本太郎『明日の神話』をみんなの力で未来に!


クラウドファンディングはビジネスシーンのみならず、資料や芸術作品の保全にも活用されているのです。

観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業とは

クラウドファンディングで集まった資金を受け取るためには、CF (クラウドファンディング) 事業者に既定の手数料を支払う必要があります。通常、手数料は集まった支援金から差し引かれ、残りの金額がプロジェクト実行のための資金となります。


「観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業」は、都内の観光資源維持保全に取り組むプロジェクトを対象に、CF事業者への手数料を補助する制度です。


東京の魅力ある観光資源を保全し、その魅力を発信することを目的としています。


クラウドファンディング関連用語の定義

観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業では、クラウドファンディングの用語等が使用されます。一般的にはなじみのない言葉も多いので、本事業における用語の定義を確認しておきましょう。


本事業に関連する言葉のうち、クラウドファンディングに関わる言葉の定義は、以下のとおりです。



取扱CF事業者本事業において、東京都が選定したCFサイトの運営事業者 (購入型、寄付型が対象)
資金提供者クラウドファンディングサイトに掲載されたプロジェクトに賛同し、資金を供給する者
購入型商品またはサービス提供を対価として、金銭を募集するクラウドファンディング
寄付型商品またはサービス提供の対価がなく、金銭を募集するクラウドファンディング
リターンクラウドファンディングにおいて、プロジェクトへの資金提供者に対する返礼

補助対象者

補助の対象となるのは、以下の①~⑦の要件を満たす都内事業者です。


①過去5年間、重大な法令違反等がないこと
②以下のいずれかに該当する観光関連事業者であること
- 東京都内において、旅館業法の許可を受け営業を行っている宿泊事業者
- 東京都内に本社または主たる事業所があり、旅行業法に基づく登録を受けている旅行事業者
- 東京都内において、食品衛生法で定める飲食店営業または喫茶店営業の許可を受けた飲食事業者
- 東京都内において販売場を常設し、営業を行う小売事業者
- その他東京都内において、旅行者向けのサービス開発・提供や商品開発・製造・販売等を行っている者
➂暴力団員またはその関係者等でないこと
④概ね築50年以上が経過した観光施設を所有している、または概ね50年以上の実績がある技術等を有していること (観光施設所有者から管理運営を委託されている者等も含む)。
⑤東京観光財団・東京都中小企業振興公社・国・都道府県・区市町村等から、補助事業の交付決定取消等を受けていないこと
⑥補助事業の交付において、法令違反等を起こしていないこと
⑦東京観光財団・東京都中小企業振興公社・国・都道府県・区市町村等から、同一テーマ・内容で補助を受けていないこと (ただし、他の補助事業等と対象経費が明確に区分できるものについては、この限りでない)

補助対象となる事業

補助の対象となる事業は、以下の要件を全て満たすものです。


補助対象事業

①以下のいずれかに該当する事項について、クラウドファンディングを活用した資金調達を行うこと
■観光施設の維持・保全を目的とした取組
【取組例】
・地域に根差した老舗料理店の維持や補修等の保存工事
・老朽化した観光施設の復元、補修等の保存工事

■技術等の維持・保全を目的とした取組
【取組例】
・特色ある伝統工芸品や、自然等を活用した体験プログラムの企画
・地域の特産品を紹介する展示会の開催
②クラウドファンディングサイトに掲載する際に設定した目標調達額を達成すること
➂令和6年3月31日(日)までに取扱CF事業者に手数料を支払い、全てのリターンを提供していること

対象経費

補助の対象経費は、取扱CF事業者に支払う手数料(利用手数料、決済手数料、早期振込手数料)です。対象の手数料は、令和6年3月31日までに支払いを完了する必要があります。資金調達額の振込と同時に支払いが行われると想定されていますが、支払時期の詳細については、利用する取扱CF事業者確認してください。


なお、以下の経費は補助の対象外です。


・取扱CF事業者以外の事業者等に支払った経費
・手数料の消費税等
・東京都の他の補助金、委託費等により支弁されている経費
・該当事業以外の事業に係る経費 等

補助率と補助限度額

補助率と補助限度額は、以下のとおりです。


記事提供元



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