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経済学には、マクロ経済とミクロ経済という考え方があります。なんとなくわかっているようでも、違いを説明できる人は少ないかもしれません。そこで今回はビジネスパーソンの学び直しとして、両者の違いについてわかりやすく解説します。
経済学とは、社会が限られた資源をどのように配分するべきかを考える学問です。
「経済」は今日では非常に幅広い意味をもつ言葉ですが、基本的にはモノやサービスの生産から、分配、消費までの一連の活動を表しています。
語源は中国の古典にある「経世済民」で、良い政治を行い、民の苦しみを救うことという意味があります。
マクロ(広い)経済学は巨視的な考え方で、政府や企業、家計をひとつの総体として捉え、一国レベルで経済活動を理解する学問です。
例えばインフレ率や、国民総生産(GDP)、労働人口など、国全体の動きを分析するのがマクロ経済学の役割です。そのため、マクロ経済学を学ぶと、日本銀行の金融政策や、政府の財政政策の狙いについてより理解することができるようになります。
一方、ミクロ(狭い)経済学は、消費者や企業にフォーカスし、それぞれの意思決定について分析する学問です。
具体的には、消費者がどのような行動をとるのか、また、企業がヒト・モノ・カネなどの限られた資源をどのように使い、どう商品を販売していくのかを分析していく学問です。ミクロ経済学を学ぶことで、消費者や企業が市場でどのような行動をするかについてより深く理解できるようになります。
近年では、GAFAをはじめとする米国の大手IT企業は積極的に経済学者を雇用しているとされています。特にAmazonは200人以上もの経済学博士号保有者を採用しているといわれています。
重要な経営判断をする際には、経済学者の知見を生かして意思決定を行っているのです。
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マクロ経済学とミクロ経済学の違いは、経済を大きく捉えるか、小さく捉えるかにあるといえるでしょう。経済の動きを正しく理解するためには、ミクロ経済学・マクロ経済学両方の考え方を理解する必要があります。
経営のかじ取りをする経営企画部門の方などにとって、無視できない学問とも言えます。まずは基本的な知識を身につけるところから、経済の仕組みを学んでみては?
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