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新設ラッシュが続くデータサイエンス学部。今年9月には、千葉大学が2024年4月に「情報・データサイエンス学部」を開設すると発表しました。
同学部では学生はどのようなことを学ぶのでしょうか。今回はデータサイエンス学部について解説します。
目次【本記事の内容】
データサイエンスとは、社会に溢れるさまざまなデータから、有益な知見を得ようとする学問です。
データサイエンス学部では、数学と統計学、機械学習などの知識とプログラミングなどのITエンジニアリングの技術を身につけ、問題解決に必要な知見を引き出す研究を行います。
最近では医療では新型コロナ感染拡大の防止への貢献やスポーツデータの活用でデータサイエンスが注目を集めました。また金融業界ではビッグデータの活用は既に競争戦略上欠かせないものとなっており、その有用性に期待が高まっています。
急速に変化する現代社会の課題解決に寄与する学問として必要性が増しており、注目されている分野です。
データサイエンスに関わる知識や技術を幅広く学べる「データサイエンス学部」は、2017年に国立大学の滋賀大学において初めて新設されました。
その後、2018年には横浜市立大学が首都圏初となるデータサイエンス学部を設立、2019年には武蔵野大学、2021年には立正大学で設立。2023年には一橋大学(ソーシャル・データサイエンス学部)、名古屋市立大学、大阪成蹊大学、京都女子大学、順天堂大学(健康データサイエンス学部)で相次いで設立されました。国立の一橋大学では72年ぶりに新学部が設立されることになり、話題を集めました。
データサイエンス学部は「文理融合」の学部として位置付けられ、文系、理系のどちらの学生も受験可能です。数学が受験科目にある場合、多くの大学が「数学Ⅰ、数学A」と「数学Ⅱ・数学B」からの出題ですが、一部の大学では「数学Ⅲ」の学習も必要になっています。
武蔵野大学と立正大学では、外国語、国語、地歴公民という分系科目だけで受験可能です。国立の一橋大学と滋賀大学など一部の大学においては、「数学Ⅲ」も選択問題として出題されています。
文理融合としての性格をもつ大学のデータサイエンス学部は、卒業生に対する人材ニーズは高く、就職先も幅広いようです。IT、金融、シンクタンク、コンサルティング会社など多岐にわたります。
データサイエンス学部では、大学によってカリキュラムは変わるものの、一般的には1~2年生で数学や統計学、データ分析、人工知能、プログラミングなどの基礎を学び、3~4年生で専門分野に分かれて実践的な分析や演習を行います。
社会に出た後にすぐに応用できるような学びを得ることができ、さらに社会調査士やSAS Academic Specialization、情報処理技術者試験、統計検定、品質管理検定など、各種資格試験の取得を目指したカリキュラムを提供してくれる大学もあるようです。
新卒の学生を採用する企業の視点では、AI/ITの専門人材を確保できる学部の一つ、として捉えることができるでしょう。
リスキリング(Reskilling)とは、技術革新・ビジネスモデルの変革に対応するために、新たな知識・技術を学ぶことです。そして社会人のリスキリングの場の1つとして、大学・大学院に社会人枠で入学し、所定の学位を取得することが挙げられます。
近年、データサイエンスに対する社会の注目が高まる中、社会人入学が可能な大学院において「データサイエンス」をカリキュラムに含める大学が増えており、例としては、滋賀大学、一橋大学、横浜市立大学、立教大学、大阪経済大学などがあります。
国は現在、社会における「読み・書き・そろばん」として「数理・データサイエンス・AI」を位置付けて、すべて国民がその素養を身に付けることを目指して環境整備を進めています。データサイエンスは一時的な流行などではなく、今後数十年にわたって続く社会的な潮流といえるでしょう。
大学におけるデータサイエンス学部・学科の設置、カリキュラムの導入は、今後一層進められると予想されます。長期的には企業における人材の評価軸においても、「データサイエンスの基本的な理解」が重要なポイントになりそうです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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