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TOKYO PRO Market(東京プロマーケット、TPM)とは、東京証券取引所(以下、東証)が運営する株式市場の1つで、2009年に開設されました。大きな特徴は、株式投資の知識や経験が豊富な“プロ投資家向け”の株式市場であることです。そのため、グロース・スタンダード・プライムといった他の東証市場よりも、上場基準が柔軟に設計されています。
2017年以降、TOKYO PRO Marketの上場社数は過去最多社数を更新し続けています。門戸が広いことや認知度の高まりから、日本の証券市場の中で、最も注目されていると言っても過言ではありません。
▲TOKYO PRO Market新規上場社数の推移(2009-2022)
「資金調達できないなら、上場の意味がないのではないか?」
「誰でも上場できる市場なら、上場する価値がないのではないか?」
TOKYO PRO Marketに関して、このような疑問をお持ちではないでしょうか。
一般市場への新規上場時には「不特定多数の株主から調達した資金を、事業に投下してビジネスを拡大させること」が大きなメリットとして位置付けられます。
一方で、TOKYO PRO Marketの場合は、前述のとおり、株式を取得できる投資家をプロ投資家に限定していることから、株式の流動性(市場で売買されている株式の多さのこと)は低く、不特定多数からの資金調達や大規模な資金調達は困難です。資金調達を目的として上場を目指す場合には、TOKYO PRO Market上場は適さないと言えるでしょう。
大規模な資金調達は難しいですが、その他の「上場メリット」については一般市場と同様のメリットを享受することが可能です。
一般的に、上場の目的=「上場メリット」として、企業の①知名度、②認知度、③信用力、④採用力の向上が挙げられます。その他にも、⑤資金調達力の向上(上場時の資金調達以外にも、信用力向上に伴い金融機関から融資を受けやすくなるなどのメリットも含みます)や、⑥経営の組織化、⑦役職員の士気の向上など、枚挙に暇がありません。様々な「上場メリット」を通じて、企業の抱える課題の解決や、叶えたい世界の実現に大きく貢献することができるのです。
ところで、一般市場より上場基準が柔軟に設計されたTOKYO PRO Market市場でも、本当に上場メリットを享受することはできるのでしょうか。
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