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廃校を拠点に地域がITで交流する「おかえり集学校」プロジェクトとは?

公開日2024/02/18 更新日2024/02/16 ブックマーク数
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廃校を拠点に地域がITで交流する「おかえり集学校」プロジェクトとは?

全国にある廃校を利用して、ITを通じた交流拠点を設けるプロジェクトが進行中だ。自治体ではなく、パソコンの再生事業を手がける企業が主体になっている点など、新たな試みに注目していきたい。

おかえり集学校プロジェクトとは

廃校を利用して持続可能な地域づくりを目指す「おかえり集学校」プロジェクトは、東京都のパソコン関連企業が2017年にスタートした。2025年までに、全国の都道府県に各1校ずつの開校を計画している。


プロジェクトの目的は地域の交流拠点を再構築による持続可能な地域づくりであるが、人口の少ない地域でITを軸とする試みからは、チャレンジ精神と強い意気込みが伝わってくる。運営団体が「ITの真価の追求」をテーマの1つに掲げていることからも、ITの新たな可能性を探っていることがわかるだろう。

さまざまな活動やイベントを提供

おかえり集学校では、一般向けのIT機器相談会や子ども向けプログラミング教室など、ITを軸としたさまざまなイベントを開催している。またIT関連の出張サポートなどの事業を運営すると同時に、雇用創出や移住者支援などの活動を通じて地域への貢献を拡大中だ。

まとめ

昨今のIT化による働き方の変化を踏まえると、おかえり集学校のようなITを軸にしたプロジェクトは、地方でのビジネス創出や少子高齢化対策のカギになりうるかもしれない。

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