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1on1のサービス一覧
1on1ツールを利用すると、社員は自分の意見や悩み、成果を組織に適切に伝えることができ、自身の業績や成長を促進するための具体的なアクションを明確にすることができます。管理部門は、個々の社員の進捗状況を時間と場所を問わず確認し、適切なフィードバックや支援を提供することができます。
人材を育成する1つの方法として、1on1を実施する企業も増えてきたのではないでしょうか?しかし、1on1の実施自体が目的化してしまうと、期待通りの効果が得られず、お互いに生産性の低い時間を過ごしてしまいます。
この記事では、1on1の目的、失敗パターン、効果的な1on1を行うコツを紹介します。
1on1を行っていない企業でも、年度末や新年度がスタートするタイミングで個別面談を行う企業も多いのではないでしょうか。そのような場合も、この記事を役立ててもらえればと思います。
1on1は、上司と部下が1対1で行う定期的な面談です。部下の業務における悩みや目標をヒアリングし、アドバイスを行いながら課題解決や成長をサポートします。
1on1は一般的に対話を通じて部下の成長を促します。上司は部下の業務上の経験や考えなどを聴き、問題があれば適切なアドバイスを行います。それに対して部下は、自分では解決が難しい課題や業務上の悩みなどを上司に相談することができます。
つまり1on1の目的とは、職場内における部下の成長を促し、それぞれの社員がもつ力を伸ばしながら、組織全体を強化することにあるのです。
部下の成長やサポートに効果的思える1on1ですが、失敗する事例も多数存在します。具体的にどのような失敗が多いのか、代表的なパターンを紹介します。
1on1の目的が明確でない
先ほど述べた通り、部下の成長を促すのことが、1on1の目的となりますが、上司・部下ともにこれが明確になっていない場合があります。
すると、1on1を実行すること自体が目的になってしまい、雑談のみで終わってしまうなど生産性が極めて低い時間となってしまいます。
上司からの一方的なコミュニケーションになっている
1on1は対話をすることが大切ですが、業務内容について、上司からの一方的にフィードバックを行って終了してしまう場合があります。特に、経験豊富な上司は、良かれと思って自分の意見を伝えてしまいがちですが、部下の立場からすると、自分の意見や考えを話しにくい状況になってしまいます。
定期的な開催ができていない
1on1は定期的に開催することで、徐々に効果が見えてくる施策といわれています。しかし、1on1の効果がなかなか見えない、上司・部下ともに多忙で業務優先になってしまう、などの理由で、1on1自体が自然消滅してしまう場合があります。
このような1on1を繰り返していると、まず上司と部下との信頼関係が損なわれるリスクが生じます。当然人材の育成にはつながらず、組織の強化など望めません。場合によっては、1on1がストレスとになってしまう可能性もあります。
では、意味のある1on1にするためにはどうすべきなのか、効果的な1on1を進めるコツを5つ紹介します。
1)目的の決定と共有
実施前に具体的な目的を決め、それを上司と部下で共有します。
目的が明確になることで、話すべきこともおのずと決まってくるでしょう。
2)具体的な内容の準備
話す内容は、ある程度事前に決めておきます。部下が話す内容に従って進められる流れが望ましいですが、部下の性格や状況によっては、上司から話題を振ってみるのもよいでしょう。
上司は、意見したいと思うこともあるかもしれませんが、1on1の場では部下の話を傾聴することを心がけましょう。
3)日時と場所のスケジューリング
重要なスケジュールとして日時と場所とを決定します。毎回同じ場所や時間を設定する必要はありませんが、定期的に行うことは必ず守るようにしましょう。
4)1on1の実施
1on1を実施するにあたっては、部下がメインで話して、それに上司がアドバイスできれば理想的です。しかし決まった形にする必要はありません。大切なのは、対話型コミュニケーションを行うことです。
5)次回のスケジューリング
自然消滅を防止するために、1on1が終了した時点で、次回のスケジューリングをするのも1つの方法です。週に1回など、頻度を決めて定期的に実施しましょう。
通常のミーティングとは異なり、1対1の対面型で行われる1on1は、上手に設定をしなければ緊張とストレスの場になってしまいます。それでは本来の目的を達成することは難しいでしょう。
対話型コミュニケーションと定期的な開催を心がけながら、リラックスして話し合える場にすることで、徐々に効果が表れてくるでしょう。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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