公開日 /-create_datetime-/
生産年齢人口が減少傾向にあるなか、“一億総活躍社会”のキャッチフレーズのもと、女性や高齢者の積極的な活用をはじめ、柔軟な勤務時間や勤務形態など、働き方の仕組みを見直すことが、いまや産業界の大きな課題となっている。
各企業が、働き方改革に取り組んでいるが、ビジネスパーソンたちは、それをどういう意識で受け止めているのだろうか。
一般社団法人日本能率協会が、全国のビジネスパーソン1000人に対し、職場や仕事に対する考えについて意識調査を2013年から行っているが、今回で9回目となる「ビジネスパーソン1000人調査」では、「働き方改革」と「副業」について取りあげている。
「働き方改革」については、全体で約3割が「実感している」と回答しているが、年齢別に見ていくと、20代が38.5%と約4割に達しているのに対し、50代は25.0%、60代は28.0%と、年代が高いほうが実感している割合が低下していることが明らかになった。
ここから見えてくるのは、部長や課長といった管理職は、若手には残業削減や有休休暇取得をすすめているものの、自分では残業や休みをとらず、それが会社への貢献につながるといった従来の価値観から、まだ抜け出せていないともいえるのではないだろうか。
ところで、「働き方改革」を実感しているに理由は、「有休取得」「残業減」「ムダな業務・会議減」がトップ3にあがり、逆に実感していない理由には、「ムダな業務・会議が減らない」がトップで、次いで「給与格差がなくならない」「有休が取得できない」が続いている。
「副業」については、全体では4割が「やってみたい」と回答し、20代では6割を超え、年代が高くなるほど、副業への関心度は低くなっている。
副業を希望する理由のトップは、「収入増」が9割で、副業をしたくない理由のトップは「時間に余裕がない」が6割という結果だ。
働き方改革には、多くの企業が取り組み、認知度はあがっているものの、成果という点ではこれからというのが実情のようだ。職場で、働き方改革をリードしていくべき管理部門が注目すべき点は、働き方改革を実感している、していないの両方の理由であがっている「ムダな業務・会議」を減らせるかどうかではないだろうか。
働く人の意識を変える定点観測
若手人材の早期離職を防ぐ1on1とは?~早期離職原因 TOP3から考える会話のテーマ~
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~30時間かかっていた入金消込がほんの数十秒に! 伊藤忠エネクス株式会社~
経理BPO業務事例のご紹介
コロナで変わった人事現場の実態 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
ホールディング経営とは? グループ経営との違いについて解説
約9割の上司が“部下に忖度”…上司と部下の関係性に変化か。立場の違いによる「理想」と「実態」のギャップとは?
高ストレス者への法的に正しい対応と産業医面談の注意点
2024年版中小企業白書・小規模企業白書が閣議決定されました など|5月6日~5月12日官公庁お知らせまとめ
人材採用は“キャリア採用シフト”の傾向。過熱する人材獲得競争を背景に「応募者の質」が最大の懸念点に
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
日本の裁判手続きと電子署名
OFFICE DE YASAI 総務様必見!お役立ち資料
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
よりよい職場環境を整備するために、企業に求められるラインケアの取り組みとは?
【学歴フィルター】就活・転職における“学歴”の必要性は? キャリアに「関係する」との回答は8割超、特に「書類選考」に影響か
2030年問題の内容と企業への影響、取るべき対策を詳しく解説
【志望動機の例文あり】第二新卒×未経験でも人事になれる?ポイントを解説!
【管理部門450名に聞いた5月病経験実態調査】最も経験率の高い職種とは?
公開日 /-create_datetime-/