公開日 /-create_datetime-/
経理財務限定!業務に役立つ資料を無料プレゼント
業務過多や属人化などの課題を解決する資料から経費精算の効率化など業務に役立つ資料をプレゼント。また法令関係など正しく理解しておきたい方に向けた資料もご用意しております。すべて無料でダウンロードできます。
給与計算や社会保険手続きなどの実務能力を評価するため、実務能力開発支援協会と職業技能振興会が共同で設立した試験制度が「給与計算実務能力検定試験」です。経理担当者にとっても、スキルアップとキャリアアップにつながるこの試験制度について、その概要と受験方法を解説します。
給与計算実務能力検定試験で評価されるのは、給与計算業務とそれに関わる税法や労働法などの知識と実務能力です。最近では、企業の労務コンプライアンス向上の観点からも重視されています。
試験は1・2・3級に分かれており、特別な受験資格はなく、最初から1級を受験することも可能です。1級は11月の年1回、2級は11月と3月の年2回、いずれも東京と大阪を含む全国26の会場で開催されます。
3級はWeb講座とWeb試験が1セットになっていて、自宅で希望の日に受験できます。試験時間は1・2級が120分で、3級は45分です。
2024年は以下の日時で試験が実施されます。
・1級:11月24日(日)14:00~16:00
・2級:11月24日(日)10:00~12:00
(Web出願締切~10月21日(月)まで / 郵送出願締切~9月30日(月)まで)
給与計算実務能力検定試験を受験する目安は、3級が初心者、2級はある程度の実務経験者、そして1級は熟練の実務経験者とされています。それぞれの試験の詳細を順次紹介しましょう。
●1級試験(リーダーとして給与計算の管理が可能なレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、法的知識(労働基準法)、演習(給与計算・年末調整)
試験形態:知識問題35問(計70点)、計算問題5問(計30点)/マークシート四択
合格基準:70点以上(計算問題は60点以上必須)
●2級試験(一般職として年末調整以外の給与計算業務ができるレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、法的知識(労働基準法)、演習(給与計算・賞与計算)
試験形態:知識問題35問(計70点)、計算問題5問(計30点)/マークシート四択
合格基準:70点以上
●3級試験(アシスタントとして実務補助が可能なレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、演習(給与計算)
試験形態:知識問題25問(計75点)、計算問題5問(計25点)/マークシート三択
合格基準:70点以上
問題の難易度に違いはありますが、1級と2級はほぼ同じ試験形態です。3級は問題数も少なく、事前にWeb講座を修了してからWeb試験を受験します。
実務能力開発支援協会では、受験生のために「対策講座」と「模擬試験講座」を開講しています。大まかな内容は以下のとおりです。
1級(税込28,000円):関係法令、給与の仕組み、社会保険の理解と計算 / 年末調整の理解と計算
2級(税込25,000円):給与の仕組み、関係諸法令の理解 / 給与計算実例演習
1・2級ともに、模擬試験2時間とポイント解説3時間
1級(税込15,000円)、2級(税込15,000円)
ここ数年の合格率は2級が70%前後、1級は50%前後です。いずれも事前に講座を受講すると、かなり合格率がアップするようです。短期での合格を目指す場合は、講座を利用するのもよいかもしれません。
給与計算実務能力検定試験に合格することは、専門職としてのキャリアアップにつながる可能性があります。また、これから就職や転職を考える場合、採用に至る重要なポイントにもなるでしょう。コンプライアンス面でも注目されているため、今後はさらに重視されるのではないでしょうか。
■参考サイト
給与計算アウトソーシングの全て!成功のポイントと選び方
欠勤控除の仕組みと計算方法
住宅ローンやふるさと納税への影響はある?定額減税のやり方を解説
【新卒採用トレンド】優秀な人事は押さえている!新卒採用3大トレンド
契約不適合責任とは?売買契約書で 注意すべきポイントについて
債権管理・入金消込効率化『V-ONEクラウド』導入事例 ~午前中いっぱい掛かっていた消込作業がわずか数分で完了! アデコ株式会社~
契約書作成の際に必ず押さえておきたい8つのポイント
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
脱炭素経営とは?企業が知っておきたいメリットや手順を紹介
年末調整とは?必要性や確定申告との違い、手順などを解説
請求書電子化のメリットや進め方│注意点や管理のコツなども解説
請求書代行とは?サービス内容やメリットとデメリットも紹介
神奈川県 ITツールを最大50万円補助 小規模事業者デジタル化支援推進事業費補助金
Docusign CLM 導入事例(ウーブン・バイ・トヨタ株式会社)
世界No.1の電子署名で業務効率化、コスト削減、セキュリティ強化を実現
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~自動消込照合率が91%まで上昇! 株式会社有隣堂~
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
成功事例に学ぶ!電子署名を活用したDX戦略とは
人材確保に最大300万円!宿泊業・飲食店等が対象「観光関連事業者による旅行者受入対応力強化支援事業補助金」【東京都】
経理アウトソーシングとは?メリット・デメリットと業者の選び方を徹底解説
記帳代行とは?業務内容やメリット・費用相場
中小企業が経理アウトソーシングをすべき理由と業者を選ぶポイント
社会人の7割以上が苦労! 業務・資格に関する勉強の「モチベーション維持」実態調査
公開日 /-create_datetime-/