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経理のキャリアアップに最適、給与計算実務能力検定試験の受験方法

公開日2024/08/11 更新日2024/09/13 ブックマーク数
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経理のキャリアアップに最適、給与計算実務能力検定試験の受験方法

給与計算や社会保険手続きなどの実務能力を評価するため、実務能力開発支援協会と職業技能振興会が共同で設立した試験制度が「給与計算実務能力検定試験」です。経理担当者にとっても、スキルアップとキャリアアップにつながるこの試験制度について、その概要と受験方法を解説します。

給与計算実務能力検定試験の概要

給与計算実務能力検定試験で評価されるのは、給与計算業務とそれに関わる税法や労働法などの知識と実務能力です。最近では、企業の労務コンプライアンス向上の観点からも重視されています。

試験は1・2・3級に分かれており、特別な受験資格はなく、最初から1級を受験することも可能です。1級は11月の年1回、2級は11月と3月の年2回、いずれも東京と大阪を含む全国26の会場で開催されます。

3級はWeb講座とWeb試験が1セットになっていて、自宅で希望の日に受験できます。試験時間は1・2級が120分で、3級は45分です。

2024年は以下の日時で試験が実施されます。

・1級:11月24日(日)14:00~16:00
・2級:11月24日(日)10:00~12:00
(Web出願締切~10月21日(月)まで / 郵送出願締切~9月30日(月)まで)

出典:一般社団法人実務能力開発支援協会

試験の詳細と問われる知識

給与計算実務能力検定試験を受験する目安は、3級が初心者、2級はある程度の実務経験者、そして1級は熟練の実務経験者とされています。それぞれの試験の詳細を順次紹介しましょう。

●1級試験(リーダーとして給与計算の管理が可能なレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、法的知識(労働基準法)、演習(給与計算・年末調整)
試験形態:知識問題35問(計70点)、計算問題5問(計30点)/マークシート四択
合格基準:70点以上(計算問題は60点以上必須)

●2級試験(一般職として年末調整以外の給与計算業務ができるレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、法的知識(労働基準法)、演習(給与計算・賞与計算)
試験形態:知識問題35問(計70点)、計算問題5問(計30点)/マークシート四択
合格基準:70点以上

●3級試験(アシスタントとして実務補助が可能なレベル)
出題科目:基礎知識(給与の仕組み・社会保険・税)、演習(給与計算)
試験形態:知識問題25問(計75点)、計算問題5問(計25点)/マークシート三択
合格基準:70点以上

問題の難易度に違いはありますが、1級と2級はほぼ同じ試験形態です。3級は問題数も少なく、事前にWeb講座を修了してからWeb試験を受験します。

合格率を高める公式対策講座

実務能力開発支援協会では、受験生のために「対策講座」と「模擬試験講座」を開講しています。大まかな内容は以下のとおりです。

対策講座

1級(税込28,000円):関係法令、給与の仕組み、社会保険の理解と計算 / 年末調整の理解と計算

2級(税込25,000円):給与の仕組み、関係諸法令の理解 / 給与計算実例演習

模擬試験講座

1・2級ともに、模擬試験2時間とポイント解説3時間
1級(税込15,000円)、2級(税込15,000円)

出典:一般社団法人実務能力開発支援協会

まとめ

ここ数年の合格率は2級が70%前後、1級は50%前後です。いずれも事前に講座を受講すると、かなり合格率がアップするようです。短期での合格を目指す場合は、講座を利用するのもよいかもしれません。

給与計算実務能力検定試験に合格することは、専門職としてのキャリアアップにつながる可能性があります。また、これから就職や転職を考える場合、採用に至る重要なポイントにもなるでしょう。コンプライアンス面でも注目されているため、今後はさらに重視されるのではないでしょうか。

■参考サイト
給与計算アウトソーシングの全て!成功のポイントと選び方
欠勤控除の仕組みと計算方法
住宅ローンやふるさと納税への影響はある?定額減税のやり方を解説


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