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仏教における曼荼羅(マンダラ)とは、宇宙の本質を仏様の配置で表現した概念図のことです。これによく似た図を使うことから、マンダラートと呼ばれて注目される目標管理ツールがあります。
ツールとはいっても、簡単なマス目を作ればパソコンでも紙でも簡単に実行できます。ではなぜ、今マンダラートが注目されているのか、その仕組みや効果について考えてみましょう。
マンダラートは、高校生時代の大谷翔平選手が活用していたことで、その知名度が高まりました。縦横9個ずつで合計81のマス目を作り、メインテーマから連想される語句を記入して、目標設定や思考の整理、そしてアイデアの創出などに利用できるツールです。
たとえば目標を設定してそれを実行する場合、頭の中で考えているだけでは混乱が深まるばかりです。マンダラートを使うと、目標とそれに関連するさまざまな事項を可視化できます。一見単純そうに感じられますが、効率的に思考の整理ができる優れたツールなのです。
マンダラートは中央に1つのメインテーマがあり、そこから連想される事柄を言葉にして周囲に書き込み、最終的には81マスのすべてに大小さまざまなテーマを記入して仕上げます。
大谷翔平選手のマンダラートでは、中央に「8球団すべてでドラフト1位指名」というテーマが掲げられ、ほかのマスにはそれを達成するための目標や課題が書き込まれています。
マンダラートは中央から外側に行くほど、テーマが具体的かつ実践的になっています。実際に活用すると、メインテーマに至るステップが明確になり、外側から段階的に目標に向かって進むことができます。その結果着実なプロセスを経て、メインテーマを実現することが可能になるのです。
マンダラートを活用する目的は、目標設定を明確にすることです。しかし、マンダラートにはもっと幅広い効果が期待できます。その効果を大きく4つに区分して紹介しましょう。
大きな目標を達成するためには、段階的な取り組みが必要不可欠です。マンダラートはそのステップをイメージで示してくれるため、目標達成までの道筋が明確になり、具体的な計画や手順に沿った実践的行動を可能にします。
中心になる1つのアイデアをもとに、そこから導き出されるアイデアを書き加えることで、効率的に多様なアイデアを創り出すことができます。
考えがまとまらないときなどにマンダラートを使えば、思いつく考えを関連づけながらすべて書き出すことで、思考を整理して階層化や可視化することができます。
チームで目標やアイデアを共有する場合にも、マンダラートなら相手にイメージで伝えられます。1から言葉で説明するよりも、効率的なコミュニケーションが可能になるでしょう。
マンダラートは中央のメインテーマの周囲を、8つのサブテーマがぐるりと囲む構造になっています。全体の構造も同じような仕組みで、中央の9マスの周囲を、9マスごとのグループ8つが取り囲んでいます。その作成ステップは、以下の流れを参考にしてください。
①中央のマスにメインテーマを書き込みます。
②メインテーマの周囲8マスに、関連するサブテーマを書き込みます。これで中央の9マスが完成です。このときに、中央9マスを中心にして、その周囲に9マスずつのグループが8つあるとイメージしてください。
③周囲にある8グループそれぞれの中央のマスに、②で書き込んだサブテーマを転記します。その周囲にさらに細かいテーマを書き込みます。つまり、サブテーマを中心にした9マスが、中央の9マスの周りに8グループできるのです。
④81マスのマンダラートが完成したら、小さいテーマから1つずつ実践します。達成したテーマに印をつけながらサブテーマの達成を進め、最終的にメインテーマの実現を目指します。
マンダラートは思考の整理やアイデアの創出に効果を発揮するため、ビジネスでも大いに役立つツールです。人事部門であれば、人材採用基準・求人方法・人事評価基準などをメインテーマにして、それに関連する項目でマンダラートを作成すると、目標設定や部内での情報共有がスムーズに進むでしょう。
チームでマンダラートを活用する場合、それぞれのメンバーが1つのサブテーマを担当するという使い方も可能です。現時点で達成できたことと、次にやるべきことを視覚的に確認できるのが、マンダラートの最も優れた点だといえます。
マンダラートは手軽に作成できる目標管理ツールです。目標や計画に従って行動することが苦手な人は、マンダラートで思考を整理すれば、段階的な目標達成ができるかもしれません。もちろん、マンダラートをビジネスに活用して、業績向上につなげることも可能です。
マンダラートを使う最大の目的は、メインテーマを実現に導くことです。もしもマス目が埋まらないときは、メインテーマを見直すことも重要なポイントです。個人でもチームでも、継続してマンダラートを活用すれば、大谷選手のように大きなチャンスをつかめるかもしれません。
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