公開日 /-create_datetime-/
総務のお役立ち資料をまとめて紹介
総務の「業務のノウハウ」「課題解決のヒント」など業務に役立つ資料を集めました!すべて無料でダウンロードできます。
近年、働き方改革の推進やリモートワークの普及などに伴い、オフィスの在り方や意義などが見直されています。 その中で新しいオフィスの形態として「シェアオフィス」も注目されています。シェアオフィスを借りることを検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、シェアオフィスのメリットやシェアオフィスを選ぶ際の注意点、シェアオフィスが向いているケースなどを紹介します。シェアオフィスの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
シェアオフィスとは、複数の企業や個人が、1つのオフィス空間を共同で使用する形態を指します。 デスクや椅子、複合機などが設置されているため購入する必要がなく、契約後すぐにオフィスとして活用できるのが特徴です。
また、ワーキングスペースの他に、会議室や応接室などが用意されているシェアオフィスも少なくありません。各オフィスによって形態やサービス内容が異なるため、契約前に確認しておくことが重要です。
シェアオフィスではワーキングスペース利用の他に、以下のようなことが可能です。
・会議室や応接室の利用
・ラウンジや交流スペースの利用
・インターネット回線の利用
・複合機の使用
・電話応対
・来客受付
・郵便物の受け取り
・住所利用(登記や名刺記載など)
・ドリンクサービス など
各サービスは基本料金に含まれているものもあれば、オプションで別途契約が必要なもの、利用の度に料金が加算されるものなどさまざまです。
「基本サービスが少ない分、料金が安く設定されている」「追加料金を払うことなくすべてのサービスが利用できる」など、各シェアオフィスによって特徴は異なります。 利用シーンに合ったオフィスを選びましょう。
シェアオフィスのメリットは「初期費用を抑えられる」「ランニングコストが安い」「立地が良い」「移転や拡大・縮小がしやすい」の4点です。
それぞれ解説します。
シェアオフィスには業務に必要な備品や設備がある程度そろっているため、わざわざ買い備える必要はありません。また、契約に際して通常のオフィスのように、敷金や礼金もいらない場合がほとんどです。
シェアオフィスは通常のオフィスに比べて、家賃が低い傾向にあります。また、通信費や光熱費、複合機の使用料などは基本料金に含まれていることが多いため、ランニングコストも削減できます。「固定費を抑える」という観点でもシェアオフィスは効果的です。
シェアオフィスは駅の近くやビジネス街など、比較的立地の良い場所にあることが多いです。そのため通勤がしやすく、顧客との打ち合わせにも利用しやすいという利点があります。
また、立地の良いエリアには郵便局や銀行なども多いため、業務全般がスムーズに行えます。
通常のオフィスでは事務所を移転するのに大きな労力を要します。そのため「人員が増えオフィスが狭くなった」「事業規模を縮小し、家賃が大きな負担になる」などの悩みが生じやすいのです。
一方、シェアオフィスであれば移転や拡大、縮小が簡単な上に、費用もそれほどかかりません。
シェアオフィスを選ぶ際に注意したいのは「価格」「立地」「使い勝手」「セキュリティ」です。
各ポイントを説明します。
比較的安価に利用できるシェアオフィスですが、費用に関する注意点もあります。たとえば「会議室の利用は基本料金に含まれておらず、1時間単位で利用料がかかる」というオプションも珍しくありません。
その他にも、どのサービスが基本料金に含まれていて、どれがオプションなのかは、施設ごとに異なります。 利用シーンを想定して、できるだけ費用がかからない契約をすることが重要です。
よく訪問する企業や、頻繁に打ち合わせをする取引先などがある場合は、先方のオフィスの所在地も考慮してシェアオフィスを選ぶと良いでしょう。移動時間の短縮につながり、業務の効率化が望めます。
早朝や深夜、土日祝に利用できるのか、郵便物や荷物を受付で一時的に預かってもらえるのかなど、使い勝手の良さも大切な要素です。あれもこれもと要望を叶えてもらうのは難しいですが、重要視したい部分はしっかり確認しましょう。
複数の事業者がスペースを共有しているシェアオフィスでは、セキュリティ対策が欠かせません。「インターネットセキュリティは万全か」「印刷物が紛れ込まないような仕組みがあるか」など、セキュリティ面も契約前に確認しましょう。
さまざまな特徴のあるシェアオフィスですが、とくに利用に向いているケースをご紹介します。
社員が1人から数人程度の企業はシェアオフィスが向いています。小規模事業者では通常オフィスの施設をもて余すことも多く、初期費用や固定費が大きな負担になりかねません。 各費用を低減できるシェアオフィスは使い勝手が良いでしょう。
個人事業主の中には、「取引先の信頼を得るためにもオフィスを構えたい」と考える方もいることでしょう。 シェアオフィスは1人から利用でき、かつ最初から各設備やサービスがそろっているため、個人事業主の方にもおすすめです。
近年、リモートワークを導入する企業も増えてきました。リモートワークを実施している会社員のよくある悩みの1つが「自宅ではなかなか仕事に集中できない」というものです。
そういった場合には、通勤が負担にならない距離にあるシェアオフィスを活用するのも解決策でしょう。
シェアオフィスには「コストが安い」「立地が良い」「移転や拡大・縮小が簡単」など、多くのメリットがあります。セキュリティ面に注意さえすれば、非常に魅力的な選択肢です。
とくに、小企業事業者や個人事業主、リモートワーク中心の会社員の方には向いています。 事前に使い勝手やサービス内容などをしっかり確認した上で、最適なシェアオフィスを選びましょう。
「チェックリスト付き」電子契約サービスの失敗しない選び方
管理部門兼任の社長が行うべき本業にフォーカスする環境の構築
労働契約と業務委託契約の違いとは?契約書に記載すべき重要ポイントを解説
業務委託契約(Service Agreement)の英文契約書を作成する際の注意点を弁護士が解説
Web請求書の導入にあたり費用対効果を高める方法、お伝えします!
外国人の就労ビザを取得する方法|ビザ申請に強い法律事務所が解説
【弁護士監修】モンスター社員とは?4つの特徴や対応・予防方法について解説
人事異動を機に退職は可能!退職の進め方や、面接で伝える退職理由の例文など
【選定企業一覧】「DX銘柄2025」・「DX注目企業2025」を経産省が発表。“グランプリ企業”にソフトバンクなど2社選出
周りと差がつく人事の自己PRってどう書くの?評価の上がる自己PRのポイントを公開!
中堅大企業のための人事給与アウトソーシング導入チェックポイント
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
押印に合わせた電子署名形態の選択
Docusign CLM 導入事例(ウーブン・バイ・トヨタ株式会社)
BillOneの導入で請求書業務はこう変わる
【経理の面接でよくある質問集】逆質問で聞くべきことや注意点など
“育休復職100%”のKADOKAWA、4月より「産育休・介護休フォロー手当」を新設。現場貢献・両立支援は政府の助成金も後押しに
早期再就職支援等助成金の「雇入れ支援コース」の対象者・支給額を解説
【従業員のメンタルヘルスとエンゲージメントの測定・改善に関する実態調査】約78%の企業が従業員のメンタルヘルス管理を重視一方、約半数の企業でメンタルヘルス関連の課題が顕在化
Googleが使う目標管理手法「OKR」とは?概要やKPI・MBOとの違い、設定方法を簡単に解説
公開日 /-create_datetime-/