詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

越境ECで需要の高まる国際送金サービスについて、注目のスタートアップとともに紹介

公開日2024/09/20 更新日2024/09/19 ブックマーク数1

越境ECで需要の高まる国際送金サービスについて

目次本記事の内容

  1. はじめに
  2. 越境ECに関連が強い国際送金市場の現状
  3. 越境ECに最適:デジタル国際送金の利点
  4. ・送金コストの引き下げ
    ・都市部以外でも金融環境を改善可能
    ・取引の透明性の向上
    ・送金手数料と送金スピード
  5. 越境ECのための国際送金事業者:トレンドと注目企業
  6. ・Remitly
    ・Circle
    ・Euronet Worldwide
    ・Sendwave
    ・Xoom
  7. 海外進出・海外展開への影響

1.はじめに

日本から海外に事業展開する際や、越境ECを行う際には、商品の国際販売における日本法人と現地企業との金銭のやり取りや、海外の顧客との取引に関する国際送金が多く発生します。従来の国際送金システムでは、電子商取引における高い送金コストや参入企業の少なさ、そして送金の不透明性などの問題がありました。

しかしながら、今世紀に入ってから、フィンテック業界は目覚ましい成長を遂げており、インターネットの普及とお金のデジタル化によって、越境ECにおけるお金の管理と移動の方法は様変わりしました。越境ビジネスの増加に伴い国際送金への需要が増加し、現在の国際送金市場は、世界で1000社近くが参入する大きなマーケットとなっています。

本稿では、国際送金マーケットの概況について解説するとともに、国際送金サービスを提供する注目のスタートアップ企業についても紹介します。海外進出や越境ECに不可欠な国際送金システムについて最新のトレンドを理解するのにお役立ていただけましたら幸いです。

2.越境ECに関連が強い国際送金市場の現状

国際送金は、越境ECとecサイト、店舗、webベースの取引などあらゆる場面で急速にデジタル化されています。従来の送金は、現金取引に依存していましたが、近年登場したモバイルウォレットサービスなどの新世代の決済ソリューションの普及により、現金の利用は大きく減少しています。特に越境ECの分野では、国際的なモールやオンラインプラットフォームでのデジタル決済が重要になっています。

世界の主要な業界、市場調査や消費者動向に関するデータや統計を提供する世界最大級のプラットフォームStatistaによると、……

◆WRITER

弁護士 小野 智博
弁護士法人ファースト&タンデムスプリント法律事務所 代表弁護士

企業の海外展開支援を得意とし、日本語・英語の契約をレビューする「契約審査サービス」を提供している。
また、ECビジネス・Web 通販事業の法務を強みとし、EC事業立上げ・利用規約等作成・規制対応・販売促進・越境ECなどを一貫して支援する「EC・通販法務サービス」を運営している。

著書「60分でわかる!ECビジネスのための法律 超入門」


ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

人気記事ランキング

キャリア記事ランキング

新着動画

関連情報