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【2024年 IT人材不足の現状と対策】株式会社インタースペースがアンケート結果を公開

公開日2024/12/18 更新日2024/12/17 ブックマーク数
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2024年 IT人材不足の現状と対策

株式会社インタースペース(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:河端伸一郎)のグループ会社である株式会社TAG STUDIOが運営するWebメディア「プロリア プログラミング」が実施したアンケート調査により、IT人材不足に対する企業の現状と課題が明らかになりました。

調査の背景と目的

経済産業省が発表した「2030年に最大79万人不足」との予測を受け、多くの企業がIT人材不足を現実の課題として捉えています。本調査は、企業が直面する人材不足の実態やその対策について明らかにし、今後の施策に役立てることを目的としています。

調査概要

  • 調査期間:2024年11月18日~2024年12月2日
  • 調査方法:インターネット調査(クラウドワークス利用)
  • 回答者数:102名(男性63人/女性37人/未回答2人)
  • 調査対象:全国の経営者、人事担当者、技術者(20代25%、30代43%、40代24%、50代9%)
  • 調査・分析:プロリア プログラミング編集部
  • 出典:https://prorea.jp/programming/columns/user-survey-it-human-resources/

主な調査結果

① IT人材不足を実感する企業の割合

  • 現在すでに不足を実感している:49%
  • 近年不足を実感しそう:38%

約9割の企業が、IT人材不足を現在または近い将来に実感すると回答しており、多くの企業が危機感を募らせています。

② 不足が深刻な職種

  • バックエンドエンジニア:39%
  • インフラエンジニア:38%
  • AIエンジニア/機械学習エンジニア:31%
  • データエンジニア:29%

特にシステム基盤を支えるバックエンドおよびインフラエンジニアの不足が深刻です。これらの職種は、企業の安定運用やセキュリティ確保に不可欠であり、その影響は全社的に及びます。

③ 企業が講じる対策

  • 中途採用の強化:53%
  • 社内リスキリング・アップスキリング:47%
  • フリーランスや業務委託の活用:26%

一方で、「IT部門の評価・待遇の向上」に取り組む企業はわずか**4%**に留まる結果となりました。待遇改善は、人材確保と定着の観点から重要な課題として残されています。

調査結果から見える課題

1. 採用競争の激化と育成の難しさ

多くの企業が中途採用を強化していますが、優秀な人材の確保は熾烈な競争を伴います。加えて、社内リスキリングの難しさや、育成にかかる時間も課題として挙げられます。

2. バックエンド・インフラ人材の不足

これらの職種は、システムの安定稼働やセキュリティ強化を担うため、企業運営において欠かせない存在です。その不足が続けば、企業全体のIT戦略に支障をきたす可能性があります。

3. 評価と待遇の見直しの必要性

待遇改善に取り組む企業が少ない現状は、IT人材の流出や離職を招くリスクを高めます。人材の価値を再認識し、適切な評価制度を整えることが求められます。

今後の展望

企業は、これまでの採用・育成施策を再構築し、より戦略的なアプローチを取る必要があります。具体的には以下が挙げられます。

  • 中長期的な人材育成計画の策定
  • リモートワークやフリーランス活用など柔軟な働き方の推進
  • 待遇改善と評価制度の強化

IT人材不足への対応は、企業の競争力維持に直結する重要課題です。今後も継続的な対策が求められるでしょう。

参考サイト)
プロリア|テキストIT人材不足の実感に関するアンケート


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