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調査結果を公表する度に、世のサラリーマンたちをドキリとさせているのがリスクモンスター株式会社の「離婚したくなる亭主の仕事」だ。6回目となる今回は、“金の切れ目が縁の切れ目”ともいうべき、夫の年収への不満が浮き彫りとなるものだった。
まず、世の中の妻の半数近く(47.2%)が、夫の仕事に対して何らかの不満を抱いているようで、年代別に見ていくと、「30代」が53.5%と半数を超え、次いで「20代」が46.0%、「40代」が42.0%となっている。
これを夫の年収別に見ていくと、「300万円未満」が66.7%でもっとも不満が高く、次いで「300万円以上400万円未満」が57.6%、「400万円以上500万円未満」が52.8%、「500万円以上600万円未満」が51.7%と続いている。
夫の年収が低くなるにつれて妻の不満が高くなる傾向がうかがえるものの、年収600万円未満の夫には、半数以上の妻が不満を抱いていることも明らかになった。
しかも、「転職して欲しい」が30.3%で、20代(35.0%)、30代(32.0%)、40代(24.0%)で、若い年齢層ほど転職希望が高いということである。
さらに年収で比較していくと、「300万円未満」では47.4%が転職を希望していて、「300万円以上400万円未満」では41.2%、「1,500万円以上」でも40.0%と、年収1,000万円を超える、いわゆる高所得層においても転職して欲しいと考える妻が、およそ4割もいるということである。
夫の仕事への不満のトップは「給料が低い」が73.5%で、次いで「残業が多い」が37.1%、「休みが少ない」が19.1%で、給料への不満が断トツとなっている。年収別では、「500万円未満」で80%超、「年収300万円未満」では90%超で、「年収600万円以上」になると不満の割合は50%以下まで大幅に低下している。
さて、「夫の仕事が原因で離婚したい」と考えている妻は、どのくらいいるのだろうか。全体では9.2%で、20代が9.0%、30代が9.5%、40代が9.0%と、それぞれの年代で1割弱である。
つまり、男性の平均年収531万円(「2017年版民間給与実態統計調査・国税庁」)未満では、妻の不満につながっていると考えられるが、「夫の仕事に対して妻の2人に1人は不満」を持っており、「3人に1人は夫に転職して欲しい」と考え、「10人に1人は夫の仕事が原因で離婚したい」と思っていることが明らかとなった。
夫の仕事に対する妻の不満は「夫の収入」であり、平均水準以上の年収を稼いでいるか否かが不満を持つ大きなポイントのようだが、家族も応援してくれるような会社にしていくために、総務部門、人事部門などが中心となって社内改革に取り組む必要がありそうだ。
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