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12月も残りわずかとなり、いよいよ2024年の仕事納めの日が近づいてまいりました。この時期は、多くの会社で冬のボーナスが支給されます。
今年は各報道をはじめ、さまざまな場面で「物価高」が話題となり、実際に皆さんの日常生活においてもモノやサービスの価格高騰を実感する機会が多かったのではないでしょうか。そのようななかで支給されるボーナスは、ありがたい存在ですよね。
マネジーではこのたび、当サイトを利用するユーザーを対象に「2024年冬ボーナス支給額」に関する実態調査を実施しましたので、本記事でご紹介します。ボーナスの具体的な支給額は、友人など親しい間柄でも聞きにくいものですが、それでも他の人はいくらもらっているのかは、やはり気になるところ。ぜひ、ご参考になさってください。
【調査概要】
調査テーマ:「2024年冬ボーナス支給額」実態調査
調査実施日:2024年12月10日~12月15日
調査方法:Webアンケート
調査対象:マネジー利用ユーザー
有効回答数:263人
まず設問1では、今冬(2024年冬)のボーナスの支給額について聞いてみました。 結果はグラフのとおりで、最多は「40~60万円未満」(17.5%)、次に僅差で「20~40万円未満」(17.1%)となりました。また、中央値は「60~80万円未満」となっています。最多の「40~60万円未満」より中央値が高い理由は、より高額な支給額の人が一定数おり、その金額も含まれるためです。
これを年代別で見ると、それぞれの最多金額は、20・30代が「40~60万円未満」(26.8%)、40代は20~40万円未満(22.4%)、50代以上は「100~120万円未満」(15.5%)でした。また中央値は、20・30代が「40~60万円未満」、40代が「60~80万円未満」、50代以上が「80~100万円未満」です。やはり、年代があがるほど支給額が高くなることがわかります。
また、従業員数で分けた企業規模別で見てみると、最多割合で最も高い金額だったのが1,000人以上の大企業で「80~100万円未満」(16.5%)、逆に低い金額は10人以下の小規模企業で「20万円未満」(58.3%)でした。中央値で最も高かったのも1,000人以上の大企業で「100~120万円未満」、低かったのは10人以下の企業で「20万円未満」です。 大企業は中小企業より資金力がある傾向なので、ボーナス支給額にもその“格差”が表れています。
設問2では、昨年の冬ボーナスの支給額からどのような変化があったかを尋ねてみました。
結果は「変わらない」(55.1%)が最多で、「増加した」人(23.6%)と「減少した」人(21.4%)はほぼ同じ割合でした。
従業員数で分けた企業規模別で見てみると、「増加した」人が最も多かったのは1,000人以上の大企業で、およそ3人に1人は支給額アップとなっています。一方、「減少した」人が最も多かったのは500~999人の企業(38.9%)で、次に10人以下の小規模企業(25.0%)となっています。
設問3では、2024年のボーナス年間総支給額を尋ねました。
結果は、最多が「80~120万円未満」(18.0%)で、以下「40~80万円未満」(15.1%)、「120~160万円未満」(13.2%)、「280万円以上」(13.2%)と並びました。なお、中央値は「120~160万円未満」で、200万円以上支給された人が全体の3割を占めます。
これを年代別で見てみると、それぞれ最多の金額は、20・30代が「80~120万円未満」(29.3%)、40代も「80~120万円未満」(20.5%)、50代以上は「280万円以上」(17.1%)でした。なお中央値は、20・30代と40代が「80~120万円未満」、50代以上が「160~200万円未満」です。
50代以上は高い役職に就いている人が他の年代より多いことが予想され、その分、ボーナスの支給額も高いのかもしれません。
また、従業員数で分けた企業規模別で見てみると、ボーナス総支給額の最多割合のなかで最も高い金額帯だったのは1,000人以上の企業で「280万円以上」(25.3%)でした。一方、最も低い金額帯だったのは10人以下の小規模企業で「40万円未満」(63.6%)でした。その金額差は実に7倍以上で、結果を全体的に見ても、規模が大きい企業ほどボーナス総支給額が高い傾向にあることがわかります。
さらに、職種別では、管理部門に所属している人より管理部門以外の人の方がボーナス総支給額は高いようです。管理部門以外の人の5人に1人は「280万円以上」と回答しています。
設問4では、2024年冬ボーナスの支給額について納得しているかを聞いてみました。 結果はグラフのとおりで、「非常に納得している」(9.2%)と「多少納得している」(27.3%)を合わせた“納得派”の人は全体の36.5%でした。反対に「あまり納得していない」(20.7%)と「全く納得していない」(19.2%)を合わせた“納得していない派”の人は39.9%に。納得していない人の方がやや多いことがわかりました。
これを年代別で調べると、20・30代は納得していない人が過半数でした(あまり納得していない+全く納得していない=52.3%)。一方、40代は納得している人がしていない人より2.8ポイント多く、50代以上は納得していない人がしている人より2.5ポイント多い結果に。若い年代の不満が際立って高いのは、企業の重要な課題と言えるのではないでしょうか。
納得しているかを支給額別に見るとグラフのとおりですが、ここでは納得派(非常に納得している+多少納得している)と納得していない派(あまり納得していない+全く納得していない)に大別してみましょう。
「20万円未満」の人は納得派が9%、納得していない派は59%でした。以下同様に「20~40万円未満」は23%と52%、「40~60万円未満」は28%と41%で、支給額が60万円未満の層は、納得している人よりもしていない人の方が10ポイント以上多いことがわかります。 しかし、支給額が120万円を超えると、その数値は逆転。「120~140万円未満」は納得派が56%、納得していない派は25%、「140万円以上」は同じく62%と24%で、共に納得派が過半数となりました(例外として「60~80万円未満」も納得派が40%、納得していない派は27%)。
設問5では、2024年冬ボーナスの支給額に納得している人としていない人それぞれに、その理由を尋ねました(複数回答可)。
まず、納得している人の理由の最多は「例年通り/予想通りの額だった」(50.3%)で約半数の人が選択。以下「業績に見合う範囲」(14.4%)、「支給額が上がった/期待以上だった」(13.8%)と続きました。納得している理由の多くが、支給額アップや成果・評価の反映といったポジティブ系ではなく、「予想を下回らなかった」安心感によるものであるのは印象的です。
一方、納得していない人の理由の最多は「物価高騰に対応できていない」(35.0%)で、僅差で「一般的な額より少なく感じる」(33.3%)、「評価制度へ不満がある」(30.0%)が選ばれています。「物価高騰に対応できていない」という声に関しては、仮に支給額が前年度と同じでも、昨今の物価に見合った金額でなければ納得できない、ということでしょう。
ボーナスの使い道は、受け取る人の立場や環境、考え方によってまちまちですが、マネジー会員の皆さんはどうでしょうか? 設問6で、今冬ボーナスの使い道について聞いてみました(複数回答可)。
結果は、最多が「貯金」(60.7%)で大半を占め、以下「生活費」(38.6%)、「投資・運用」(30.3%)、「子の教育費、プレゼントなど」(19.3%)と続きました。趣味や旅行などの娯楽関係に使う人は非常に少なく、堅実的な傾向がはっきりとわかります。物価高や将来への不安の表れと言えそうです。
年代別で見てみると、非常に興味深い結果に。「貯金」「投資・運用」を選択した割合が最も高かったのは20・30代でした。かつて、若者のボーナスの使い道といえば、旅行や買い物、趣味など、自分が好きなものへの出費が王道という時代もありました。しかし、今どきの若い人々は“将来のために貯める、増やす”選択が主流のようです。これも、不安な将来に備える、という気持ちが表れた結果でしょう。
また、40代と50代以上も最多は「貯金」ですが、次に多かったのが「生活費」でした。これは、40代以上は家庭を持つ人が多く、しかも子育てにおいてはお金がかかる年代のため、生活費が高額になりがちという事情を予想できます。
では、今冬ボーナスから「貯金」「投資・運用」に費やす割合はどのくらいでしょうか? 設問7では、これらを選択した人々に尋ねてみたところ、最多割合は「~20%未満」(37.5%)で、次に「20~40%未満」(19.1%)がきましたが、驚いたことに「80%以上」の人も17.1%いました。ボーナスをもらったら、あまり使うことなくそのまま「貯金」「投資・運用」に回すということです。
これを年代別で見てみると、「貯金」「投資・運用」に回す割合で最多は、20・30代が「80%以上」(27.3%)、40代が「~20%未満」(35.2%)、50代以上も「~20%未満」(43.3%)でした。40代以上は「生活費」と「子の教育費、プレゼントなど」が高めのため、貯金などに回す割合は若い年代より低いのかもしれません。
最後の設問8では、ボーナスをきっかけに、転職したこと、もしくは転職を検討したことがあるかを聞いてみました。
結果は「転職したことがある」(12.4%)、「検討したことがある」(25.7%)、「ない」(61.9%)となりました。4割弱の人が、ボーナスをきっかけに転職したり検討したりしています。
ボーナスは全ての企業が支給しているわけではなく、働く人は必ず受け取れるわけではありません。しかし、働く人にとってモチベーションの維持・向上のきっかけになっていることは確かです。そのため、企業が優秀な人材を採用・確保するためには、ボーナスの充実性も実現していくことが望まれるでしょう。
今回の調査で、2024年冬ボーナス支給額について以下のことがわかりました。
・2024年冬ボーナスの支給額の中央値は「60~80万円未満」。企業規模が大きいほど支給額も高い傾向にある。
・2024年のボーナス年間総支給額の中央値は「120~160万円未満」。
・2024年冬ボーナスの支給額に「納得していない」人は計39.9%。納得していない理由の最多は「物価高騰に対応できていない」。20・30代は過半数が不満に感じている。
・今冬ボーナスの使い道、トップ3は「貯金」「生活費」「投資・運用」。
・38.1%の人が、ボーナスをきっかけに転職したり検討したりしたことがある。
なお、マネジーではこれからも働く皆さんのお役に立てる情報を発信してまいりますので、ぜひご注目ください!
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