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学生時代に高い目標に向けて努力した経験 46%の新人が「ない」と回答

公開日2025/01/05 更新日2024/12/27 ブックマーク数
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学生時代に高い目標に向けて努力した経験 46%の新人が「ない」と回答

累計 13,000 社 400 万人以上の組織開発・人材開発を支援する株式会社ラーニングエージェンシー(現:ALL DIFFERENT株式会社)(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 眞﨑大輔)および人と組織の未来創りに関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所では、2023 年 8 月 2 日~8 月 7 日の期間で社会人 1 年目の 300 人に対し、入社前後のギャップ*1に関する意識調査を行いました。前回は*2入社前後のギャップの実態に関して、分析結果を公表しました。今回は学生時代の経験が入社前後のギャップにどのように関係しているか、調査・分析しました。
*1入社前後のギャップ=入社前と入社後に感じる理想と現実の違い
*2 2023 年度 若手社員の意識調査(社会人 1 年目)https://www.learningagency.co.jp/topics/20231124

背景

近年、人材確保や人材の定着が難しいと、多くの企業からお悩みを聞くようになりました。特に、少子高齢化による労働人口の減少や、転職市場の活性化は、優秀な人材の確保競争の激化を促進しています。若手社員の早期離職は採用・教育コストが水泡に帰するだけでなく、既存社員の業務負担の増加や企業のイメージダウンにも繋がるため、経営課題のひとつとして問題視されています。当社で実施した若手社員の調査結果*3によると、社会人 1 年 目が入社前後に感じる想定外な出来事の中で、ポジティブに捉えた項目は「安心」「嬉しい」「成長意欲」につながりやすく、ネガティブに捉えた項目は「離職意向」につながりやすいという結果が明らかとなりました。経験値の少ない社会人 1 年目で捉え方に大きく違いがでたことより、学生時代の過去の経験と入社前後のギャップの捉え方に相関関係があるのではないかという仮説の元、調査を実施することとなりました。
*3 2022 年度 若手社員の意識調査(社会人 1 年目)https://www.learningagency.co.jp/topics/20220819

調査結果の概要

  1. 46%の新人が、学生時代に「高い目標達成のために努力した経験(ストレッチ経験)がない」と回答
  2. 学生時代のストレッチ経験、「ある」新人の方が「ない」新人より入社前後のギャップをポジティブに捉える傾向に
  3. 「上司への悩み相談がしにくい」と回答した割合、学生時代のストレッチ経験がない新人は、ある新人の倍以上に
  4. ストレッチ経験の「ある」新人は、上司とのコミュニケーションがあることで『安心した』『成長機会となった』と回答する割合が高い
  5. ストレッチ経験の「ない」新人は、入社前後のギャップ全項目において『会社を辞めたくなった』が最多の結果に
  6. まとめ:ストレッチ経験が新人に与える影響と、企業の向き合い方とは
  7. PR:おすすめ研修サービス一覧

調査結果の詳細

1.46%の新人が、学生時代に「高い目標達成のために努力した経験(ストレッチ経験)がない」と回答

学生時代に高い目標に向けて努力・挑戦した経験

本調査では、今年の社会人 1 年目(以下『新人』と記載)における、学生時代に高い目標に向けて努力・挑戦した経験(以下、『ストレッチ経験』と記載)と、入社前後に感じるギャップとの相関関係を調査しました。
まずは、学生時代にストレッチ経験をしたことがあるか質問したところ、54.0%の新人が「経験したことがある」、46.0%の新人が「経験したことがない」と回答する結果となりました。(図 1)

図 1

2.学生時代のストレッチ経験、「ある」新人の方が「ない」新人より入社前後のギャップをポジティブに捉える傾向に

学生時代のストレッチ経験の有無が、新人が入社前後に直面する理想と現実のギャップに与える影響を調べるため、まずは入社前後のギャップをポジティブ*4に感じた新人の割合を、ストレッチ経験のあり・なしで比較しました。
*4各ギャップ項目に対し、想定よりも簡単、仕事量が少ない、上司と話しやすい、アドバイスが細やか、相談しやすい、サポートがあるといった回答層をポジティブと設定
結果、ストレッチ経験のある新人は、全ての項目において 2 割以上、半数以上の項目においては 3 割以上がギャップをポジティブに捉えていることがわかりました。特に高い割合となった項目は「上司とのコミュニケーション」で、ストレッチ経験ありの新人のうち43.8%が「想定よりもとてもフランクで話しやすい・話しやすい」とポジティブに捉える結果となりました。次に、ストレッチ経験のない新人の場合、ギャップをポジティブに捉えている割合は 1 割前後の結果となりました。特に高い割合となった項目は……


記事提供元



ALL DIFFERENT株式会社は、組織開発・人材育成支援を手掛けるコンサルティング企業です。人材育成から、人事制度の構築、経営計画の策定、人材採用に至るまでの組織開発・人材育成の全領域を一貫してご支援しております。「CAPABILITY TRANSFORMATION PARTNER(ケイパビリティ・トランスフォーメーション・パートナー)」として、人と組織、そのあらゆる可能性のために、唯一無二の解決策を創り、お客様の組織開発・人材育成の課題解決に深く長く貢献してまいります。
ALL DIFFERENT株式会社公式サイト(https://www.all-different.co.jp/


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