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企業を狙うハッキング詐欺、要求に応じるべきか拒否するべきか?

公開日2025/01/01 更新日2024/12/27 ブックマーク数
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企業を狙うハッキング詐欺、要求に応じるべきか拒否するべきか?

ランサムウェアとはコンピュータウィルスの一種で、感染するとデータが暗号化され使用できなくなり、それを解除する代わりに身代金を要求する卑劣な詐欺である。もしも感染した場合、犯人側の要求に応じるべきなのだろうか?

拒絶を選択したカシオ計算機の判断

2024年10月5日、カシオ計算機の社内サーバーでシステム障害が発生。その後ランサムウェア攻撃だったことが判明し、犯人からは身代金の要求があったという。このタイプの詐欺では、身代金の支払いに応じると犯人が手を引くケースもある。しかし同社は警察や弁護士に相談後、要求を拒否する決断を下した。

回避できなかった経営損失

今回の詐欺では、データの悪用などの直接的被害は確認されていない。だがシステム停止がクリスマス向け商品の出荷時期だったため、カシオは販売機会の損失により、およそ130億円にのぼる売上を失ったという。受発注や出荷のシステムは10月中に、生産システムは11月に入ってすぐに復旧したが、同社の経営は大きなダメージを被った。

まとめ

ランサムウェア攻撃は誘拐事件同様、犯人の要求を受け入れるかどうかが焦点となる。しかし受け入れれば解決するという保証はなく、拒否すると今回のような被害に遭う危険性がある。セキュリティ対策を常に更新して、システムを攻撃から守ることが最大の防御といえるだろう。

【参考サイト】

「不当な要求には応じない」 カシオ、ランサムウェア攻撃で身代金の要求を拒絶」IT media


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