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課題山積みでストレスフル!? 企業のストレスチェック運用における実態調査の結果を発表

公開日2025/01/17 更新日2025/01/17 ブックマーク数

課題山積みでストレスフル! 企業のストレスチェック運用における実態調査の結果

福利厚生支援サービスを展開する心幸グループの事業会社である心幸ウェルネス株式会社（本社：兵庫県尼崎市、以下「心幸ウェルネス社」）は、人事部門でストレスチェックの運用や実施に携わる担当者を対象に、企業のストレスチェックの実施状況や課題に関する意識調査を実施しました。本記事でその一部を抜粋してご紹介します。

目次本記事の内容

外部システムに課題がある企業の約9割が「コスト負担大」を実感
約9割が「システム化を進めたい」期待するのは「年間コスト削減」
まとめ
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外部システムに課題がある企業の約9割が「コスト負担大」を実感

問1では、ストレスチェックの実施にどのような方法を採用しているかを質問したところ、「外部の専用システムを契約して利用している」が51.4％、「社内で開発したシステムを使って実施している」が30.3％、「産業医や専門機関に一括で依頼している」が11.9％でした。

ストレスチェックの実施にどのような方法を採用しているか

問2では、前問で「外部の専用システムを契約して利用している」と回答した人に、現状の実施方法についてどのように感じているかを尋ねています。結果は、「概ね問題なく運用できている」が53.6％、「いくつか改善の余地を感じる」が25.0％、「とても使いやすく満足している」が14.3％でした。

現状の実施方法についてどのように感じているか

問3では、問2で「いくつか改善の余地を感じる」「かなり使いづらさを感じている」と回答した人に、どのような課題を感じているかを具体的に聞いています（複数回答可）。その結果、多く選ばれたのは「毎年の実施コストの負担が重い」（92.9％）、「個人情報の管理に不安を感じる」（78.6％）、「システムの使い方が複雑で戸惑う」（57.1％）などでした。

どのような課題を感じているか

約9割が「システム化を進めたい」期待するのは「年間コスト削減」

問4で、今後のストレスチェック実施について特に重視したい項目を尋ねています。（複数回答可）。結果は、「実施手続きの簡素化」が62.4％、「結果データの有効活用」が62.4％、「従業員全員の確実な受検」が56.0％でした。

今後のストレスチェック実施について特に重視したい項目

また、問5でストレスチェックの実施においてシステム化を進めることについて考えを聞いた結果は、「できるだけ早く進めたいと考えている」（55.1％）と「今後の選択肢として検討している」（33.9％）を合わせて約9割の人が、ストレスチェックのシステム化を希望していることが判明しました。

システム化を進めることについて

に問6では、前問で「できるだけ早く進めたいと考えている」「今後の選択肢として検討している」と回答した人に、システム化に期待する効果を聞いています（複数回答可）。結果は、「年間の運用コストを抑えること」が67.0％、「個人情報の管理が安全になること」が55.7％、「担当者の作業負担を減らせること」が53.6％となりました。

システム化に期待する効果

まとめ

本調査では、企業のストレスチェック運用における課題が明らかになりました。心幸ウェルネス社では、「特にコスト負担や情報管理の課題を抱える企業が多く、より効率的で安全なシステムへのニーズが高まっている」と解説しています。

また、調査のなかで他にも、企業のストレスチェックに関する結果を発表しています。企業の福利厚生担当部門などでストレスチェックに携わる人は、ぜひ調査結果の詳しい内容をご確認ください。

【調査概要】
調査名：「企業のストレスチェック運用における実態調査」
調査対象者：従業員50人以上の企業に勤務し、人事部門でストレスチェックの運用や実施に携わる担当者
調査期間：2024年11月19日～20日
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
有効回答数：109人
出典元：心幸ホールディングス株式会社公式サイト　http://www.shinko-jp.com

参考記事）
プレスリリース｜【企業のストレスチェック運用に課題、外部システム利用でも25.0%が「改善の余地あり」】今後のストレスチェック実施において重視したい項目、「手続きの簡素化」に並ぶ、同率1位の項目は？