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理想とかけ離れた現実、最低賃金引き上げが広げる波紋

公開日2025/02/07 更新日2025/02/06 ブックマーク数
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理想とかけ離れた現実、最低賃金引き上げが広げる波紋

政府は最低賃金1,500円という目標を掲げているが、事業者の収益が増えない限り達成は難しいだろう。実際に賃上げは可能なのか、徳島県の事例で実情を検証してみよう。

地場産業でも収益力の強化が進まない

徳島県では2024年11月に、最低賃金が896円から980円へと引き上げられた。上げ幅は全都道府県で最大だった。伝統産業であるそうめんの生産者は、2025年3月から商品の値上げを予定していたが、その前に賃上げが実施されたことに動揺を隠せない。補助金も当てにできず、現状では経営が圧迫されるのは目に見えている。

賃金引き上げが生み出す矛盾

県内の別な事業者は、もう1つ重要な点を指摘している。それは、長年勤務してきたベテラン従業員と、若手従業員との賃金差がなくなってしまうことだ。これでは新しい人材を確保する代わりに、不満を抱くベテラン従業員が職場を離れてしまう恐れがある。国や自治体の補助金・助成金制度も柔軟性に欠けており、経営者は頭を抱えているようだ。

まとめ

これは徳島県に限られた問題ではなく、多くの地方・地域が直面する課題だといえるだろう。事業者そのものの収益が増えなければ、賃上げの余裕が生まれることは考えられない。まず賃上げから実施するのは、順番が違うのではないだろうか?

参考サイト)
JIJI.COM|「給料払い続けられない」 経営者が悲鳴、補助金に不備も


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