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定年後のリスキリング、7割超が前向きも4割が方法に迷う

公開日2025/02/16 更新日2025/02/14 ブックマーク数
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定年後のリスキリング、7割超が前向きも4割が方法に迷う

2025年1月29日、株式会社 学研ホールディングスのグループ会社である株式会社 ベンドは、「スキルアップ研究所」にて「定年後のリスキリングとその目的に関する実態調査」を実施し、その結果を発表しました。本調査では、50代以上の働く人々300名を対象に、定年後の学び直しに関する意識や課題を明らかにしました。

調査概要

  • 調査名称:「定年後のリスキリングとその目的に関する実態調査」
  • 調査対象:50代以上の働く人々
  • 調査地域:全国
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2025年1月5日〜1月11日
  • 回答数:300名

リスキリング認知度は低迷、2割未満が「よく知っている」

調査の結果、リスキリングについて「よく知っている」と回答したのはわずか17.3%で、概念が十分に浸透していないことが明らかとなりました。しかし、「少し知っている」「聞いたことはある」層を含めると64.4%に達しており、認知は進みつつあることが伺えます。

情報提供を強化し、「学び直し」の具体的なメリットや方法を明確に伝えることで、より多くのシニア層がリスキリングの重要性を理解し、実際の行動に移せる可能性が高まるでしょう。

7割超が「定年後の学び直し」に前向き

7割超が「定年後の学び直し」に前向き

リスキリングへの関心について尋ねたところ、「非常に興味がある」「少し興味がある」を合わせた割合は8割近くにのぼりました。一方で、実際に「すでに取り組んでいる」と回答したのはわずか13.7%にとどまり、「何を学べばよいかわからない」という回答が約4割を占めました。

この結果から、リスキリングに対する関心は高いものの、具体的な学習方法や適切なスキル選定に関する情報が不足していることが伺えます。情報提供の拡充やキャリア相談の場を設けることが求められるでしょう。

4割超が新職業に挑戦希望

リスキリングの目的について尋ねたところ、「新しい職業に挑戦するため」と回答した人が最も多く、定年後でもキャリアチェンジを積極的に考える層が一定数存在していることが分かりました。

また、「趣味を深めるため」(26.3%)も2番目に多く、ライフワークを兼ねたビジネス展開を視野に入れる人もいると推測できます。いずれも「自己実現」や「新しい収入源確保」という動機が背景にあり、リスキリングのモチベーションにつながっているようです。

成功事例の不足がリスキリングの障壁に

「定年後に成功したリスキリング事例を直接聞いたことがある」人はわずか9.3%にとどまり、成功事例の認知が極めて低いことが判明しました。

一方で、7割以上の人が成功事例に興味を持っているにもかかわらず、実際には情報が行き届いていないことが課題として浮き彫りとなっています。具体的な成功モデルを紹介することで、リスキリングへのハードルを下げることが期待されます。

課題と今後の展望

今回の調査では、多くの人が「定年後の経済的安定」を求める中、新たな働き方や副業・フリーランスへの興味を示し、学び直しの必要性を8割以上が認めていることが明らかになりました。

しかし、「何を学ぶべきかわからない」「費用が高い」「成功事例が少ない」といった障壁が存在し、実際に行動に移せていない人も多い現状が浮き彫りとなりました。

定年前後であっても、学び直しを始めることで、新しいキャリアや収入源を得るチャンスは十分に存在します。リスキリングは定年後の人生を大きく変える鍵となり得るため、個人だけでなく企業や自治体のサポート、情報提供、そして仲間との連携が不可欠であると考えられます。

参考記事)
PR TIMES|スキルアップ研究所、「定年後のリスキリングとその目的に関する実態調査」の結果を発表




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