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本記事では、世界のビジネスニュースを英語で紹介しております。
ニュースを読んでいただくとともに、英語のキャッチアップにお役立ていただけますと幸いです。
全世界に13億人以上の信者を有する、キリスト教最大の教派、カトリック教会。主要な教派の中では、ギリシャ正教会とともに歴史が最も古く、司教、司祭(神父)、助祭など高位の聖職者は男性に限るという規定がある。そこで、カトリック教徒の女性たちが立ち上がり、教皇のお膝元で平等な処遇を求めてデモを行った。
[The] Catholic Church has just wrapped up a three-year-long global meeting focused on the Church’s future, but Catholic women say there will be no future if their voices are not heard. As Christopher Lamb reports, women are pressuring the pope for equality in an institution that will not let them serve in leadership roles.
カトリック教会は、教会の未来を中心に据えた3年にわたる世界会議を終えたばかりですが、カトリック教徒の女性たちは、自分たちの声が聞き入れられなければ未来などないと訴えています。クリストファー・ラム記者がお伝えするように、女性が指導的役割を務めることを認めようとしないこの組織において、女性たちは平等を求め、教皇に対して圧力をかけています。
“Women can be priests! Don’t kick the can!”(Catholic women protesting in Rome)
「女性も司祭になれる! 問題を先送りにするな!」(ローマで抗議の声を上げるカトリック教徒の女性たち)
Many women impatient for reform, calling on the pope to take action.
改革を強く待ち望む多くの女性たちが、教皇に措置を講じるよう求めています。
“The time is now to open all ordained ministries to women.” (Kate McElwee, Women’s Ordination Worldwide)
「今こそ、叙階による聖職全てを女性にも開放するときです」(ケイト・マクエルウィー 世界女性叙階推進協会)
Finding a greater role for women in the Catholic Church has become an urgent issue. The all-male clergy continue to dominate decision-making roles in the Church―even more so in the Vatican. Women are barred from ordination as priests, and like previous popes, Francis has upheld that ruling.
カトリック教会内でより重要な役割を女性に担ってもらうことが喫緊の課題となっています。男性ばかりの聖職者たちが、カトリック教会内の意思決定の役割を独占的に担い続けています―バチカン(教皇庁)においては、なおさらです。女性は司祭への叙階の門戸を閉ざされており、これまでの教皇と同様、フランシスコ教皇もその規定を支持してきています。
But this pope has opened a door to reform, appointing women to senior positions in the Vatican, recognizing the role women are already playing in the Church, seeking to give them greater visibility, and for the first time, giving women the right to vote at a Vatican synod assembly, which concluded on Sunday.
ですが、この教皇は改革への扉を開いています。バチカン内の上級職に女性を任命し、女性たちがすでに教会で果たしている役割を認め、女性たちの存在感を高めようと努め、そして初めて、バチカンのシノドス総会で女性に投票権を与えました。この総会は日曜日に閉会しました。
One of those voter-participants is a 23-year-old studying theology and physics in Philadelphia, the youngest woman to take part in such an event.
そうした投票権を持つ参加者の一人が、フィラデルフィアで神学と物理学を学ぶ23歳の女性で、そのような会議(シノドス)に参加する最年少の女性です。
“There is definitely an urgent need to not only realize and accept that women have an equal baptismal dignity to men in the Catholic Church but also to take action. And our synod is discussing issues on how to better make women visible, give them leadership roles, [and] give them the same platform of action as men in the Catholic Church.” (Julia Oseka, student, Saint Joseph’s University)
「カトリック教会において、女性が男性と同じく、洗礼による尊厳を持つということを認識し受け入れることはもとより、行動に移すことも、間違いなく早急に必要です。そして私たちのシノドスでは、カトリック教会においてどのようにすれば女性の存在感を増し、女性たちに指導的役割を与え、男性と同じ行動基盤を提供できるのかという課題を議論しています」(ジュリア・オセカ セント・ジョセフ大学の学生)
Nevertheless, Francis has faced criticism for expressing conservative views on women’s roles; the pope also knocking back a proposal for women to become deacons, an ordained Church position; but the Vatican assembly insisting this topic must continue to be looked at and women be given leadership roles; Francis accepting their proposals, recognizing the need for more reform.
それでもなお、フランシスコ教皇は、女性の役割について保守的な見解を表明していることで批判を受けています。教皇はまた、女性を叙階による聖職である助祭に任命するという提案を退けたこともあります。しかしバチカンで開かれたシノドス総会は、この議題は引き続き検討されなければならず、女性がリーダーシップの役割を与えられるべきだと主張しており、フランシスコ教皇は、女性たちの提案を受け入れ、さらなる改革の必要性を認識しています。
“If we don’t take a strong stand, we are contradicting our own message. Inside our own institution, we also have to do more steps.” (Helena Jeppesen-Spuhler, synod delegate)
「私たちが強く出ないことには、自分たちの姿勢がメッセージと食い違ってしまいます。自分たちの組織内で、私たちはまた、さらなる行動を起こさなければなりません」(ヘレナ・イェッペセン=シュプーラー シノドス総会代表)
In the face of a male-dominated Vatican culture and centuries of inequality, change won’t come overnight.
男性中心のバチカン文化と何世紀にもわたる不平等を考えると、変化が一夜にして起きることはないでしょう。
“I think the pope has opened a window for women. There’s no question. Under his pontificate, we’ve seen women occupy really important senior roles―here in Rome in the Vatican but also increasingly across the Church. And we’ve got women voting in a Synod of Bishops for the first time.” (Austen Ivereigh, biographer of Pope Francis)
「教皇は女性に門戸を開いたと私は思います。それは間違いありません。彼の在位のもとで、女性たちが本当に重要な上級職を務めるのを私たちは目にしています―ここローマのバチカンだけでなく、カトリック教会全体でもそのようなことがますます見られるようになっています。そして今回、女性が初めて司教会議で投票しているのです」(オースティン・アイヴァリー 教皇フランシスコの伝記作家)
What may seem like small steps to those on the outside are in fact leaps for many within the Church.
外部の人たちにとっては小さな一歩のように見えるかもしれませんが、それは教会内部の多くの人たちにとって、実際、大きな飛躍となっているのです。
Christopher Lamb, CNN, Rome.
CNNのクリストファー・ラムがローマからお伝えしました。
記事提供元
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