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管理部門にとってAIやRPAは脅威となるのか

公開日2018/04/24 更新日2023/01/25

AIが身近なものとなりつつある今、企業内でもAIやRPAは活躍の場を広げています。
ミスが無く効率的で年中無休労働が可能なAIやRPAは、はたして管理部門で働く従業員にとって頼もしい助人となるのでしょうか。それとも脅威となってしまうのでしょうか。

RPA導入企業は増えてきている
2018年内、RPA導入企業の数は5,000社を超えると言われています。
有効求人倍率が増加傾向にある近年ですが、実はオフィスワークの人気が高く、事務系は比較的競争率の高い職業と言えます。
そんな中、製造や物流で活躍していた「ロボット」が、ホワイトカラー業務にも参入してきました。もちろん作業ロボットとは異なる、AIやRPAの出現です。現在多くの企業で導入されているRPAはClass1のものが主流で、情報の読み取りや入力が得意なものになります。

RPAは、たとえばITシステムのようなプログラミングは不要で、PC上で作業者のプロセスを覚えていきます。一度覚えてしまえば既存のシステムやネットワーク上で作業をするため、システム開発などの膨大なコストがかかりません。

ホワイトカラー業務の中でもいわゆる定型作業と呼ばれるものをRPAが担当する場合が多く、ヒューマンエラーが無く、効率が良く、いくらでも働けるといった利点が多くの企業の好感を得ています。
しかし人手不足と言われている建設業などと比較し、人材確保ができている管理部門でRPAが業務を担当するということは、管理部門の仕事からあぶれてしまう従業員の発生にはつながらないのでしょうか。

人類はテクノロジーの革命と共に進歩してきた
AIやRPAが雇用に与える影響については、さまざまな意見があります。しかしこれまでの人類の進歩を振り返ると、人間は何度も繰り返されてきたテクノロジーの革命を上手く利用し共に進歩してきました。もちろん何もしないで革命の恩恵に与ろうとしていれば、懸念する未来に近づく可能性はありますが、テクノロジーの革命と共に何が可能になるかを考え、変化させていくことができれば、AIやRPAなどは私たちの強い味方になり得ると言えます。

実際に、RPAを導入した場合、RPAの監督・管理などの人材が必要になるほか、人の判断や高度な思考が必要な業務などに人材を集めることができます。RPAには単純作業は可能ですが、やはり複雑な思考やイレギュラーな対応は不可能なため、人のサポートが必要になってきます。また、単純作業から解放された人材は、分析が必要な難しい作業や、業務改善など高度な思考を必要とする業務にあたることが可能になります。

企業は効率化だけを求めている訳ではない
単に管理部門の話を見てみても、人間に求められる能力やスキルが変化するだけで雇用の喪失には直結しづらいことが分かりました。しかし企業がRPAを導入するのは、ミスを無くし効率化を図るためだけではありません。

多くの企業は企業成長、新規領域の探索など、RPAを導入することによる従業員の作業量の減少で、新たな未来を見据えているはずです。そこには新たな領域への人材配置など、雇用の創出も実現可能です。これまでしてきたように、テクノロジーの革命と並んで企業が成長していこうとする努力があって、経済の発展も期待できるのです。

RPAの導入が進み、今は次のステージを迎えようとしています。より性能を高めたAIとRPAが連携できるようになると、現在とは違った次世代のIPO(Input・Process・Output)が確立されるかもしれません。そうすると、ロボットと人の役割が大きく変わり、現在の雇用とは大きく異なる新たな雇用が生まれているかもしれません。
いずれにしてもうまくテクノロジーを利用することが大切です。そして、AIやRPAが大きく入り込んできても自分の価値を高められるよう、日頃からスキルアップを意識しておくと良いかもしれません。



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