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【リスキリング】「学ぶ」を行動に移せているビジネスパーソンは“4割弱”。年代別の意識差でみる学ぶ目的・課題とは

公開日2025/03/16 更新日2025/04/18 ブックマーク数
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【リスキリング】「学ぶ」を行動に移せているビジネスパーソンは“4割弱”。

株式会社学研ホールディングス内のスキルアップ研究所は2025年2月12日、「年代別のキャリアアップにおけるリスキリングの実態とその課題に関する調査」の結果を発表した。この調査は同年1月10日~17日に、20~59歳(20代:21%、30代:37%、40代:26.3%、50代:15.7%)のビジネスパーソンを対象に行われたもので、計300名から回答を集めている。調査結果から、年代ごとのリスキリングへの意識の違いや課題が浮き彫りとなり、企業が取るべき施策への示唆が得られた。

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目次本記事の内容

  1. リスキリングの必要性と実態、「学ぶ行動に移せている」のは4割程度
  2. 「新しい学び」に最も積極的な年代は?
  3. 学ぶ目的は「副業などの収入増加」と「自己成長のため」が拮抗
  4. 20代は半分以上が「昇進・昇給」を視野に入れて学んでいる
  5. 40・50代では「自己成長」に目を向けている人が半分以上
  6. 学びのハードルになっているのは「時間」と「お金」
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リスキリングの必要性と実態、「学ぶ行動に移せている」のは4割程度

現代は急速な技術革新やグローバル化により、ビジネス環境が激変している。従来のスキルや知識だけでは通用しなくなるなか、ビジネスパーソンには継続的な学習と適応が求められる。そうした状況下で、企業だけでなく働き手個人においても、変化に対応していくためのリスキリングやキャリアアップへの注目度は高まっているだろう。

今回の調査において、まず同研究所は「現在のキャリアに対する意識」について尋ねた。すると、20代では「キャリアアップを目指して積極的に行動している」が36.6%と最多で、2位が「スキル不足を感じており、改善が必要だと考えている」(31.7%)となった。取り組み状況は異なるものの、合計して約7割がリスキリング・キャリアアップの必要性を理解していた。

他方、30代ではトップが「スキル不足を感じており、改善が必要だと考えている」(41.5%)、次いで「キャリアを意識しているが行動には移せていない」(20.7%)となった。40代も30代と同じく上位2項目は「スキル不足を感じており、改善が必要だと考えている」(45.5%)、「キャリアを意識しているが行動には移せていない」(20.2%)となったものの、「キャリアアップを目指して積極的に行動している」は8.9%と1割を下回り、30代よりも低くなっている。

また、50代では「スキル不足を感じており、改善が必要だと考えている」が42.6%と最多で、次いで「特にキャリアを意識していない」が19.1%と、他の年代と比べるとキャリア観が異なることが見て取れた。

同社のまとめによると、全回答者のうち“実際に行動に移せている人”は約4割にとどまったという。また、“リスキリングの必要性を感じている”と答えた人は、程度の差があるにせよ全体の91%だったとのことだ。

キャリア意識(年代別)

キャリア意識(年代別)

「新しい学び」に最も積極的な年代は?

次に同研究所は、「現在、新しいスキルを学んでいるか」と尋ね、年代別に比較している。すると、全年代で最多だったのは「学びたいと思っているが、まだ行動に移していない」で、20代:47.7%、30代:57.7%、40代:65.9%、50代:66%という割合だった。30代以降のすべての年代で6割前後となり、年代を追うごとに高くなっている。

他方、20代は......


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