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Z世代の情報リテラシー調査:42%がSNSを信用、情報の「正確性」より「早さ」を重視

公開日2025/03/21 更新日2025/03/19 ブックマーク数
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Z世代の情報リテラシー調査

株式会社RECCOOは、Z世代の情報リテラシーに関する調査を実施し、「Z世代はマスメディアよりSNSを信用する傾向がある」という結果を発表しました。今回の調査では、現役大学生200人を対象に、日々の情報収集手段や信頼するメディアについてアンケートを行いました。その結果、42%がマスメディアよりSNSの情報を信用し、さらに47%がSNS上の情報の真偽を確認していると回答しました。 本記事では、Z世代の情報リテラシーが採用活動や企業文化に与える影響について詳しく解説します。

42%が「SNSの情報のほうが信用できる」と回答

「ニュースを取得する際に、マスメディアとSNSのどちらを信用するか」を尋ねたところ、42%がSNSを信用すると回答しました。

この背景には、SNSの即時性や多様な視点を同時に把握できる点が挙げられます。Z世代は、単に「正確な情報」を求めるのではなく、スピード感を重視し、複数の情報源を横断的にチェックしながら自分で判断する傾向があります。

学生の意見

「ネットの情報は早く、いろいろな人の意見が同時に見られるから、自分で判断しやすい」
(大学3年生・男性)

「テレビや新聞のニュースは情報の信頼性があると思いますが、そもそも見る機会が少ないです」
(大学2年生・女性)

採用担当者の方は、この情報収集の傾向を踏まえ、企業の情報発信もSNSを活用し、リアルタイムで透明性のある発信を行うことが求められます。

それでも「最も信頼できるメディア」は新聞・テレビ

一方で、「最も信頼できるメディア」を尋ねたところ、新聞とテレビが上位を占める結果となりました。

この結果から、Z世代は「正確な情報源」としては新聞・テレビを認めているものの、普段の情報収集手段としてはSNSを活用していることが分かります。

学生の意見

「SNSの情報はスピード感がありますが、根拠がないものも多いです。最終的にはマスメディアで確認することが多いです」
(大学4年生・男性)

「ニュースを詳しく知るには新聞やテレビが良いですが、普段そこまで深掘りして見ません」
(大学1年生・女性)

このような傾向は、企業がZ世代向けの採用広報を行う際にも影響を与えます。SNSを活用して情報を拡散しつつ、詳細な説明や信頼性の高い情報は公式サイトや報道機関を通じて発信することが、Z世代に適した情報発信のスタイルといえます。

SNSの情報の真偽を確認するのは47%にとどまる

SNSの情報の真偽を確認するのは47%にとどまる

Z世代の情報リテラシーについて、「SNS上の情報の根拠を確認しているか」を尋ねたところ、47%が確認していると回答しました。一方で、44%は「情報を鵜呑みにしてしまうことがある」と回答しており、SNS上の情報を精査しないまま受け入れている若者も一定数存在することが明らかになりました。

学生の意見

「最近はデマが多すぎて、どの情報も完全には信じられません」
(大学3年生・女性)

「SNSはニュースサイトより早く情報が手に入りますが、どこまで信じていいのかわかりません」
(大学2年生・男性)

企業の採用担当者の方は、企業の評判や採用情報もSNSで拡散されることが多いため、公式アカウントや採用ページを通じて正確な情報を提供し、誤情報の拡散を防ぐ仕組みを作ることが重要です。

採用活動・企業コミュニケーションへの影響

1. 採用広報はSNSとオフィシャルメディアの両方を活用


  • 即時性のある情報発信はSNSで行い、詳細な情報は公式サイトや採用ページで提供する。
  • Z世代は企業のSNS投稿を参考にするため、透明性のある発信が求められる。

2. 企業の評判はSNSで拡散されるためリスク管理が必要


  • 誤情報やネガティブな投稿が拡散されるリスクを考慮し、早期対応ができる体制を整える。
  • エンゲージメントの高い採用広報を行い、企業のポジティブなブランドイメージを構築する。

3. 採用面接でも「情報の正確性」を重視する意識を


  • Z世代は情報を「見比べる」傾向が強いため、企業の採用メッセージも一貫性を持たせることが重要です。
  • 「デマを流さない」「一つの情報源だけを信じない」などの情報リテラシーは、
  • 業の内部研修にも応用可能です。

まとめ

本調査では、Z世代がマスメディアよりSNSを信用し、情報の「正確性」より「早さ」を重視する傾向が明らかになりました。しかし、最も信頼されるメディアは依然として新聞やテレビであり、SNSの情報は精査されることもあります。

企業の採用活動においては、リアルタイムでの情報発信が重要である一方で、正確な情報を伝えるための手段も並行して活用することが求められます。特に、企業の評判や採用情報がSNSで拡散されることを考慮し、透明性のある採用広報戦略を構築することが、Z世代との信頼関係を築くカギとなります。

採用担当者の方は、単にZ世代の動向を知るだけでなく、その情報リテラシーを踏まえた効果的な情報発信を検討することが重要です。

参考記事)
PR TIMES|【Z世代のホンネ調査】現役大学生のうち、42%がマスメディアよりSNSを信用すると回答。情報は正確性よりも”早さ”で選ぶのが主流

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