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M&Aでは、売り手側企業は買収する企業に対して、自社の企業価値を明確に伝えなければならない。その基本的な情報を提供するのは経理部門の役割であり、企業会計と管理会計の基準に従って企業価値を評価する。
企業会計は財務会計とも呼ばれ、自社の財務状況をステークホルダーに開示するために進められる。M&Aでは買収側企業に対して、正確な経営および財務状況を提供するうえで、企業会計による企業価値の提示が重要な役目を果たす。売り手側企業にとっては、自社の価値を高めるための交渉材料にもなる。
企業の経営戦略や経営計画の策定にあたり、さまざまな指標や分析結果をもとに評価を行うのが管理会計だ。経営陣に対する内部からの支援業務になるため、企業の現状が正しく反映される必要がある。M&Aでは買収側企業にとって、この管理会計の内容が重要な評価基準になる。スムーズな交渉のために、売り手側企業はこの情報を積極的に提示する必要があるだろう。
M&Aでは、売り手側企業はなるべく自社の価値を高めたい。一方の買収側企業は、相手側の偽りない正確な経営状況が知りたい。この2者の間をつなぐうえで、経理部門が果たす役割は非常に大きい。今後もM&Aは増加が見込まれるため、経理の重要性もさらに高まる可能性がある。
参考サイト)
「M&Aにおける経理の重要性とは」経理プラス
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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