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「法務ドック」とは、まだ一般には使われている用語ではありませんが、人間の健康診断と同じように、年1~2回、企業の組織やビジネスに問題がないかどうかをチェックするためのプロセスをいいます。紛争や問題が起こってから弁護士に依頼するのでは、時間も費用も膨大にかかってしまいます。手遅れなる前に、予兆を見つけることで、より少ない予算で適切な解決を図ることが可能となります。
目次【本記事の内容】
人間ドックは「現在体調の悪いところはありませんか?」という医師との面談から始まり、血液検査、超音波検査、レントゲン・・・と進んでいき、全ての検査終了後に検診結果が出ます。そこで病気が見つかったら後日病院で治療します。法務ドックも同じです。経営者へのヒアリングから始まり、議事録、契約書、就業規則等の書類のレビュー、関係部署の担当者へのヒアリングなどを実施し、会社の抱える問題点や潜在的なリスクについて、診断結果をレポートします。将来的な紛争の火種になりそうな契約書はないか、社員との間でトラブルになりそうな点はないか、今後の資金調達やM&A、IPOなどに際して問題になりそうな点はないか・・・等、問題点を見つけます。そして、紛争が顕在化する前に改善すべき点は変更しておくことで、大きな損害やレピュテーションの低下を未然に防ぎ、様々なリスクから会社を守ります。問題が生じてから対処するより費用もはるかに少なくてすみます。
法務ドックも人間ドックと同じように、全社共通の「標準ドック」と「オプションメニュー」があります。総合的な検診とともに、それぞれの業種、過去の経緯、現在直面している課題、将来の展望などを考慮し、カスタムメイドの検診内容も追加で受診できます。
その他、日頃より気になっている点を事前にご相談して追加できます。
検診で病気や生活習慣病が見つかったら、かかりつけ医に相談して治療したり、生活習慣を見直したりしますね。法務ドックも同じです。会社の抱える問題点を指摘して改善案を提示するまでが法務ドック。既に締結した書類や定款、規約の変更など、具体的な解決は別途適任の弁護士に相談し、早期に治療しましょう。それが会社の訴訟や紛争を未然に防ぎます。
ビジネスの適法性、会社組織の法的問題、コンプライアンス上の問題、契約内容の留意点、労務管理、知的財産権管理など、法律上注意すべき重要なポイントが「見える化」できます。
診断結果を見て終了ではありません。見つかった問題点、改善点について早急に対応を依頼しましょう。法的アドバイスだけでなく、経営的、戦略的なアドバイスも同時に受けましょう。
法務ドックの料金は、会社の規模や業種、業務内容などによって異なります。また、オプションを組み合わせることで予算に応じた適切な診断が受けらます。
紛争が起きてかかる費用や、レピュテーションリスク、社内士気の低下などを考えると、検診を受けて未然に予防したほうが断然お得です。ぜひ法務ドックを受けましょう。
記事提供元
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